2月29日に母上の主治医から「ご家族の方に説明と今後の方針を話し合いたい。」
とのことで、18時に長崎大学付属病院の消化器科の先生と会う約束をしていました。
所謂、インフォームドコンセントってやつですね。
まず、癌の原発の話から始まり…
MRIの映像やCTの映像、そして主治医の図解による説明が始まった。
「家族だけを先に呼んで、私に隠すようなことはしないでほしい。」
そんな母上の希望により外来診察室の中で母上と父上と私の3人と
主治医と消化器科の医者と看護婦とインターンの4名の計7名で話し合い。
原発は肝臓。
他に転移は無いらしい。…せめてもの救い。
肝臓癌は、9割がB型肝炎やC型肝炎などの慢性ウイルス肝炎が原因だと言う。
母上に慢性ウイルス肝炎は認められず、きわめて珍しいケースだそうだ。
肝移植や外科手術は、併発している心筋梗塞の薬の副作用のため出来ないらしい。
心臓の血管が詰らない様に血液をサラサラにする薬を投与しているため
メスを入れた際に出血が止まらなくなり失血によるショック死が考えられるためだと言う。
しかし、血液をサラサラにする薬を止めれば、いつ心臓の血管が詰まって
心筋梗塞になるかもわからない状況なのでそれも無理だと説明された。
「八方ふさがりじゃん・・・」
…なんて考えていたら2つの治療方法の提案があった。
「なんだよ。。。先に言えよ(`・ω・´)」
1つは、緩和治療。
化学療法や外科的治療は一切せず、患者の苦痛を取り除き、余生を過ごす方法。
「・・・って、治療なの?? 要は苦しまずに死ぬのを待つだけじゃん!!」
もう1つは、抗癌剤による治療。
今は比較的に副作用も少ない「ジェムザール」という抗癌剤がある。
これはネットでも色々調べた中にもあった。
このジェムザールとTS-1と言う内服薬を同時に投与し、癌細胞を小さくしていく方法。
主治医いわく「比較的に副作用が少ないとは言え、やはり多少のリスクを伴います。」
母上は、今回のインフォームドコンセントを受ける前に私の説明で
ジェムザールの存在や抗癌剤治療の内容は知っていた。
そして、1日でも生きたいという希望で私の説明に同意してくれて
積極的に抗癌剤治療に挑む決意もしていた。。。
しかし・・・主治医のあまりにもマイナス面の説明とテンションの下がるような
話ばかりを聞かされているうちに次第に母上の気分もブルーになり
しまいには「抗癌剤なんてやっても苦しいだけなんでしょ??どうせ死ぬならそんなのやりたくない。」
なんていいだす始末。
とりあえず、この日は結論を出すのは時期早々と言うことで来週初めに結論を出すことにした。
この土日に母上と私は色々話した。
ナーバスになっているのもネガティブになっているのもわかる。
でも、出来るだけのことはしてあげたい。
このまま死を待つようなことはさせたくない。
必死の私の気持ちをわかってくれたのか、母上も抗癌剤治療を承諾してくれた。
とりあえず、抗癌剤治療を受けてみてあまりにもきついようなら緩和治療に路線を変更し
大好きなモモと薔薇・胡蝶蘭の待つ自宅で余生を過ごす。。。
それで納得してくれました。
朗報は、月曜日から食事が取れるようになること♪
治療に際し、体力を付けなければならない。
2月19日に入院してから初めて病院での食事。
今はそれをとても楽しみにしている母上。
「今、何が一番食べたい??」と、質問すると
「ポテトサラダ♪」と、即答・・・( ̄_ ̄ i)
ポテトサラダかい。。。
もっといいもの食べたくないの??
なんて安上がりな母上。
固形物が食べられるようになったら、ポテトサラダを土産に持っていくかな。。
何はともあれ、少しでも明るいニュースがあったこの週末。
来週は火曜日から抗癌剤治療が始まる。
頑張れ!! 母上。
