図書館で見つけた

内館牧子さんの「今度生まれたら」を読んだ


あらすじはこんな感じ

主人公は70歳の専業主婦が人生を振り返る

あの時別の道を選んだらどうなっていたかと

思うことばかり少しでも人生をやり直すため

やりたいことを始めようとあがく

最終的には世間ではよく言われるように

自ら行動を起こし昔から好きな事を始める



内館牧子さんは「老害の人」が注目を集めた

74歳自らも高齢者

本は痛快で読みやすくて好きだ


この本のタイトルは「今度生まれたら」

みんな一度は考えたことがあるんじゃ

ないだろうか?


タイトルだけ見て今度生まれたら

今とは全く違った人生が良いなと思った

今世幸せでも同じ人生は新鮮味が無いもん



現在の私は決して不幸では無いしトラブル

もない「幸せ」と言い切って良いと思う



それでも何か引っ掛かっているのは

現在の生活に刺激が無いからかも知れない



平凡こそ幸せと思うものの

違った生き方をしていれば違った今がある

とも思う



主人公は自分の特技を持つ賢い女性だったのに

エリートのお嫁さんになると言う当時の女性の

セオリーにのり自分の人生を封印した


人生100年時代今実際不自由ないのは

平均寿命ぐらいと考えたら私の場合

マジであと30年近くある


30年を今の生活の延長で生きるか

その時間をイキイキ過ごすか確かに大きな差だ


主人公は周囲から世間一般に言う高齢者は

趣味を持つ人と会うまずは行動を起こして

と言われて耳タコだと反論する


しかし結局自分の特技であり好きな趣味を

始めてそれこそ刺激的と社会貢献まで

できるようになった



本では主人公の周りの人もパターンは違えど

自分の好きな事を本心の通り行動に移し

人生が変わっていった


仕事を辞めてすぐのブログには

社会貢献したいなんて書いていたけど

簡単にできるものでは無い


しかし高齢になってくると社会とつながる事

人から求められる事人の役に立つ事は

生きるパワーになるのも事実



そう言う意味では社会貢献したい



私の好きな事?私が得意な事?

正直言って得意も大好きって事も思い浮かばない



参ったな



このままだと私の残り約30年

ただ穏やかに歳を重ねておばあちゃんに

なっていくだけだ



ただ穏やかと言うのも良い生き方だし

焦ら無くてもいいんだと思うけど



同じ年齢で積極的に自分の人生を生きる

キラキラ女子がいたりすると

本当に自分が不甲斐なく思えて焦る



私の場合まだ本当に好きな事に出会って

無いのかもしれないし

特技や得意に気づいて無いのかもしれない



焦らす生活していたら気づく日がくるだろうか?


本の中では自分の本心に蓋をして生きて

きたけど残りわずかな人生だと認識して

自分の気持ちに正直に生きると離婚した

おしどり夫婦の話もあった



私の場合は今のところ自分の本心通りに

生きてきたと思えた照れ



ただもう少し刺激のある生活はしたい


不動産相続だってスムースではなかったけど

ちゃんと自分でやれた


初めてやる事ってワクワクするし

目標があればガッツもわく



でもやさられるのでは無く

自分でやりたい

それは基本口笛