3月15(金)19:00
『あねさきの風』
を観に行った♪♪
横堀悦夫さんたちに会いに行った!!!!!!

俳優座劇場に着いて。
スーツ姿の会社員たちと思しき人たちがやたらロビーにひしめいている。。
…そこは、私がいつも来ている劇場の雰囲気ではない異質さを私に感じさせ、とても驚いた…。
いつもは、役者や劇団関係者、お客さんたちでひしめいている所だからだ。

知ってる人もない…と思っていた所、
長尾敦さんが私にお声掛け下さり、"知っている人がいたーーー!!!" と救われた心持ちになった。
長尾敦さんは青年座出身の制作の方で、俳優座の制作にいたこともあり、俳優座の会員として俳優座へ度々お芝居を観に行っていたので見知っていた。
劇団俳優座の芝居『インク』を観に行った時にはじめてお会いした。因みに『インク』の上演は俳優座5F稽古場である。

…私の行った日は初日だった。
私としてはその他の日が仕事で行けないというだけなのだが…。(汗)


客席入って席に着いて舞台を観て。
学校にある木の背もたれの付いた椅子にパイプ椅子、他にも職員室にあるようなキャスター付きの椅子などが乱雑に "ごちゃっ" と置かれている。
床には丸まった紙くずなどがやたら沢山広がっている。
2本ある柱はラクガキだらけである。


…なるほど不良の巣窟と思しき学校という雰囲気をバリバリ広めている…。。
そんな中、舞台上手客席側に丸いテーブルと椅子が2つ、、…それはごくごく普通にそこにあった。

最初に横堀さんが入ってくる。。
黒い大きなリュックを床に置き
椅子に座って
開演前の注意事項を述べて、本を開いてそのまま目を本に落としている…。。
テーブルの上に四角いテープレコーダーが置かれている。
誰かと待ち合わせ中である。

暫し待ち…その人がやって来た…。。
 "教育困難校" と名高い『あねさき高校』に校長として赴任し、
喫煙・万引き・暴力など問題ばかり起こす生徒たちと、荒れ果てた校舎という…
まあ、絵に描いたような不良の巣窟のような"教育困難校" を"学び直し"により学校改革を成し遂げた凄い人物である。
名を『白鳥秀幸 (藤崎卓也) 』といった。

葛木勇介(横堀悦夫)は彼の話を聞き戯曲化してそれを上演するべくやって来たのだ。
しかしまだ彼の書いた本を読んでいなかった。

「話を聞く相手の本を読んでいないというのはよっぽどの事情がおありでしょうな。」
皮肉っぽく言った。
「今、離婚協定中でして…。」
「…よっぽどの事情だったーーーっ!」
…そんなこんなで、物語のはじまりはじまり…。。。。