6月14日
14:00~ 吉祥寺シアター
『機械と音楽 (serialnumber )』
を観て、…その後、新国立劇場 へ行って、
『オレステイア (17:00~)』
を観てきた♪
佐川和正さんに会ってきた!
横田栄司・倉野章子(文学座)、
神野三鈴さんを見てきた!!!


ギリシャ軍に所属するギリシャ軍総大将アガメムノン(横田栄司)は、長年に及ぶトロイとの戦争に勝利する為、娘・イピゲネイア(趣里)を生贄にして殺害しなければならないという「子殺し」の神託を実行しなければならず…、、

…娘・イピゲネイア(趣里)を自分の膝の上に乗せ、メネラオス(佐川和正)とその部下の監視のもと、
3種類のそれぞれの液体を飲ませ毒殺してしまう…!!
―その後―
10年に渡るトロイとの戦争に終止符を打ち勝利の凱旋を遂げ、

夫(横田栄司)を盛大に妻・クリュタイメストラ(神野三鈴)は迎えるが…、、
娘(趣里)の仇である夫を愛人のアイギストスと共謀して湯上がりした所を殺してしまう!!
トロイ軍との戦の戦利品としてアガメムノン(横田栄司)が持ち帰ったトロイの王女・カッサンドラ(趣里)をも殺してしまう!!

父・アガメムノン(横田栄司)の墓参りにて、次女のエレクトラ(音月桂)はオレステス(生田斗真)と再会する!!
オレステスは神に導かれ、
父の仇を討つべく旅人になりすまし、

愛人・アイギストス(横田栄司)を暗殺し、母・クリュタイメストラ(神野三鈴)をも殺してしまい……、、
…父の仇は果たしたが親殺しの罪の意識か自責の念か!!?
「復讐の女神(倉野章子)」(たち)が襲う度にパニック状態になるオレステス(生田斗真)!!!!!

復讐の女神(倉野章子)に追われデルポイにやって来たオレステス(生田斗真)!!
仇討ちを命じたアポロンの比護を求め、女神アテネ(音月桂)臨席のもと、殺人についての法的な裁きを市民たちから受ける。

…そこで一番最初の、
女医(松永玲子)がオレステス(生田斗真)に小さい頃の記憶を尋ねているシーンと繋がる!!
「二羽の鷲と野ウサギ」
野ウサギのお腹の中には子ウサギがいる―。

女医(松永玲子)を精神科医だと考えると話が理解しやすい。
オレステス(生田斗真)が
"本来見えない筈の存在"
である「復讐の女神(倉野章子)」が見えていたり、

架空の姉であるエレクトラ(音月桂)がクリュタイメストラ(神野三鈴)を殺した。
…と思い込んでいて、、
―その間違った思い込みをオレステス(生田斗真)の過去の記憶を思い起こすことで過去の事実を再構築していき、、、

オレステス(生田斗真)の罪状を理解し有罪・無罪の審判を下し、、
…その結論へと辿り着こう。
―ざっ、とこういう物語である。
…オレステスの家族が死んでいく様がまるでシェイクスピアみたいだと思った…。。。