もはや遠ざかりすぎて、いつ最後に焼いたのか思い出せなかったけど、このブログを見返して3年も経過していて驚いた。でも、ずっと焼きたいなぁという気持ちは持ち続けていたし、今年の目標にパンを焼くと掲げたので、そのきっかけを作るためにもパン教室へ。
しかも、鍋でパンが焼けるという内容なので、これは行くしかないでしょう。
7年ぶりに行った教室だったけど、先生も某場所で修行してパワーアップしていたし、あの頃の自分は、まさか天然酵母でパンを焼くようになるなんて思いもしなかったのにね、と懐かしく思いながらレッスン。
今回は酒種酵母。ホシノも美味しいのだけど、どうしても一回起こすと使い切らないともったいなくて、でもそんなに平日焼けないし、ドライイーストは天然酵母を知ってしまうとちょっとなぁと敬遠してしまう。どちらも少量で買えないしね。そういう意味で、酒種酵母は酵母とごはんがあれば手軽にできるし、パン以外にも使える点が魅力的。これならホシノよりぐっとハードルは下がるし再開しやすいかなぁ。しかし何度見ても、発酵という現象は不思議で仕方ない。パンを焼くという工程も、何がきっかけで考え出されたのか驚愕でしかないけど、こんな美味しいものが自分で作れるという経験は、人生が豊かになると実感する。
レッスンはカンパーニュとライ麦パン。捏ねのデモをやりながら、あぁやっぱり私はパンを焼くのが好きなんだなあとしみじみ感じ、あの狂ったように平日焼き続けていた頃が懐かしかった。。生地を捏ねている触感とか、発酵していく過程とか、特に今回は鍋で焼くという実験的要素の強い内容で、ずっとワクワクしてた。焼き上がりも美しく、お面みたいなぷっくりカンパーニュが焼けて満足♡
パンも、甘いのとか具があるのとかじゃなく、カンパーニュとか食パンみたいに、シンプルで旨味のあるのが好きだ。自分の好奇心が向く先のことが何かを再確認したレッスンだった。
明日はカンパーニュにあうかぼちゃのポタージュを朝ごはんにしよう。