6つ目の星、星の風。
星の風は、わたしのかたちにとどまります。
。。。
地球にある風のエレメントは、
いつのまにか生まれ、いつのまにか消え、
存在が現れ、消えるその流れの中に始点と終点を持ちます。
そしてそれは、空間の中で生きるものとしてあります。
空、スペースがあるからこそ生まれる自由な流れは、
全てのエレメントの中で、いちばんの自由を持つものでありますが、
空からの物質の壁にあたることで、その方向を変え、
自由と変化の連続の中にそれはあり、
だれも、その形を捉えることはできません。
逆に、風に形を与えてしまえばそれは、
風ではなくなり、
閉じ込めたただのカラの箱でしかありません。
風はいつも、物質の外にあり、
私たちの外側にあり、
私たちの余白の無形の存在であります。
星の風は、存在があるとされた風であり、
始点と終点の流れを持ちません。
常にそれはあるとして、どこにあっても、
その存在は確定されています。
つまり、物質の内部にあったとしても、
その流れの動きが失われないこととなります。
地球の風は、空間にしかあることができません。
ですが星の風は、空間だけでなく、
全ての物質の内部にそれがあることを実現します。
物質内で、自由な動きを成すことができます。
たとえ海の中や、山の岩石の中にあったとしても、
星の風はその風を吹かせます。
わたしの外側にあり、私に風が吹かれることで、
わたしの輪郭は作られてきました。
強い風が当てられれば当てられるほど、
私の輪郭ははっきりとその姿を表しましたが、
風が一度止むと、私の輪郭はとても薄くなり、
私は簡単に流出します。
私が私であるがために、
わたしの周りの空間に、強い風あたりを求めますが、
それでしか私はこうだ!と構築できないことは、
私自身の心を疲弊します。
強い風にずっと当たり続けることは、
岩石がじわじわとその表層を削られるかのように、
わたしの出来上がった輪郭も結局、
じわじわと削り取られることとなります。
星の風は、わたしの内部にあることができます。
わたしの内部にありながら、
風は止まることなく、
そこに自由な流れと柔軟な変化を持つことができます。
外の反応で自分の輪郭を得ることをしなくてもよくなります。
わたし自身の内部に吹く星の風に、身を任せ、
その流れのままに柔軟な変化を持ったとしても、
私と風はあるとして、存在は常に補完されます。
わたしの自由と変化は、外側の世界ではなく、
わたしの内部にてあるものとなります。
私は内側に、わたしの世界を保持します。
わたしの内側の世界には、
火があり
水があり
雷があり
氷があり
土があり、
そしてその世界に、風が吹きます。
明日には、そこに木が生まれることでしょう。
mie.

