こんにちは!
今日も読んでくださりありがとうございます❣️
日替わりでお届けします。
さとみんです
安定した収入があるにもかかわらず、
「お金の心配」から抜け出せない人は
少なくありません。
私の講座生にも少なからずいるのですが
実際には夫婦共働きで、世帯年収も平均以上。
それでも「お金がない」「将来が不安」と
感じてしまう。
その背景には、ただの金銭的な問題ではなく、
もっと深い“心の構造”が隠れています。
パートナーシップとお金の不安はつながっている
このような悩みを抱える方には、
パートナーシップに課題がある
という共通点があります。
たとえば、
- 旦那さんに本音を言えない
- 関係性をどこかで諦めている
- 心の奥では相手を見下している
といった構図です。
そしてさらに深掘りしていくと、多くの場合、
親に対するネガティブな感情が
根底にあることが見えてきます。
自分への否定が「お金の不安」を生み出す
ある講座生のエピソードです。
彼女は「お金の管理が苦手」
「貯蓄ができない」ことに悩み、
自信をなくしていました。
何か新しいことを始めたいと夫に相談すると、
「お前には無理」「知識がなさすぎる」
と否定されてしまう。
そのたびに傷つき、自分の思いを
飲み込んでしまうのです。
やがて彼女は、自分の
“与える力(行動する・稼ぐ・決める)”に
自信が持てない背景には、
実の父親との関係があると気づきました。
彼女はシングルマザーの家庭で育ち、
祖母に育てられました。
疎遠だった父親とは、
過去に電話で話したことがあるだけ。
そのとき、「知能が低い感じがして嫌だった」
という印象が強く残っていたのです。
実は、人は自分の内側にないものは、
現実に見えません。
彼女が父親に抱いた否定的な感情は、
自分自身への無価値感や無能感が
投影されていたのです。
旦那さんは、自分を無能だと信じるその人を
鏡として写しているだけです。
与えることを否定すると、受け取ることも怖くなる
人は、母から
「愛されること」
「必要とされること」
「守られること」など、
“受け取る”在り方を学び、
父からは
「責任を持つこと」
「稼ぐこと」
「与えること」など、
“与える”在り方を学びます。
このどちらかに歪みや傷があると、
- 「受け取っていいのかわからない」
- 「与える自分に価値があるのかわからない」
その結果、
- 稼ぐことへの恐れ
- お金を受け取ることへの罪悪感
- 自分には価値がないという思い込み
に悩まされることになるのです。
つまり「お金がない」「お金が回らない」
と感じる状態は、
“受け取るに値しない”
“与える力がない”
という自己否定が
根底にあるということ。
私自身も、同じ傷を抱えていた
これは、私自身も体験してきたことです。
私の母は望まぬ結婚を祖母から強いられましたが、
そのとき何もできなかった祖父を、
母は「守ってくれなかった人」として
見下していました。
当然、私も素直に母の意識を引き受けて
祖父を見下していました。
さらに、実父については
「金にだらしのない最低な男」と
否定し続けていました。
幼い私の中に刷り込まれたのは、
- 借金は悪
- 飲み食いにお金を使うのはだらしない
- 男性はろくでもない存在
という強烈な価値観でした。
一緒に住んでいる祖父を見下し、
会ったことのない実父を見下し、
私は長い間、
「男性は女性を傷つける存在」
だという前提で生きていました。
無意識に“父のような人”を選んでいた
今の主人と出会った当初、
私たちは一緒にお酒を飲み歩くのが
楽しいカップルでした。
でも、子どもが生まれてから、
そんな飲み食いが好きで享楽的な主人を
見下すようになっていきました。
さらに後になって、
主人に借金があったことがわかり、
結婚する前に完済していたことを知りました。
私は気づかないうちに、
自分の実父のような人を選んでいたのですね。
そして、無意識に、主人のことも
見下すようになっていたのです。
そうやって、
「ほらね、男ってろくでもないでしょ」
と自分の信念を証明していたのですね。
その時私の経済状況は言うまでもなく悲惨でした。
何度もぶつかり、何度も修復してきた
パートナーシップの背景には、
やはり“親との関係”の見直しがありました。
家族のストーリーは、知らぬ間に人生を縛っている
こうした思い込みは、自分の中では
「当たり前」になっているので、
気づくことすら難しいのです。
でも、世代をまたいで引き継がれた価値観や感情が、
いまの人生やお金の悩みに
大きな影響を与えていることは確かです。
私自身、向き合えば向き合うほど、
「こんなにも問題だらけの家庭で育ったのか」と
驚き、怒り、悲しみ……
感情がグチャグチャになりました。
そしていまも、講座生の話を聞くたびに、
自分の内側や感情に気づかされる日々です。
一度、グチャグチャになってもいい
でもね、いったんグチャグチャになったらいいんですよ。
むしろそこからしか、
再構成できないのです。
自分の人生を、自分の手で取り戻すために
「お金」の不安を通して浮かび上がる、
心の根っこにこそ向き合っていきましょうね。
最後まで読んで頂きありがとうございます♪
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