今日は私の大好きな

「最後だと分かっていたなら」という

アメリカの詩人、ノーマ・コーネット・マレック

の詩を紹介をさせて頂きます。

 

 

あなたが眠りにつくのを見るのが

最後だとわかっていたら

私はもっとちゃんとカバーをかけて

神様にその魂を守ってくださるように

祈っただろう

 

 

こちらは、1989年に10歳で亡くなった息子サムエルに捧げた詩で、

9.11同時テロの後に彼女の詩がアメリカでチェーンメールなどによって広まり、

広く知られるようになりました。

 

 

さて、

皆さん、母親と子どもの接する時間って、一生のうち何時間かご存知ですか?

 

なんと「約7年6ヶ月」

父親は「約3年4ヶ月」

という驚くべき数字なんです。

 

 

親子って、生まれた時から接しているためにとても長い時間を

過ごしているように感じているけれど、現実は予想以上の

あまりの短さに驚いてしまいますね。

 

 

子どもにしてみれば親との時間は永遠に続くと考えがちだけど、

実際はあっという間のお別れが近づいていることもわかります。

 

 

「ああ、もっと親と接していれば良かった…」

「仲良くしておけば良かった…」

「ああすれば良かった…」

と子どもたちは嘆き後悔する。

 

 

親にしてみれば、

「もっと、面倒を見てあげれば良かった…」

「もっと、一緒に遊んであげれば良かった…」

「そばにいてあげたかった…」と後悔が募る。

 

 

これが親と子の時間なんですね。

 

 

"生"と"死"両方に関わる助産師として

思うこと、、、、

そして、子を持つ親として思う事。

 

 

この詩で何かを感じたなら

是非大切な人に

「愛してる」と毎日伝えてください。

「ありがとう」を伝えてくださいね。

 

 

そして、自分を愛してあげてください。

みなさん一人一人が貴重な存在(命)ですから。

 

 

それでは、明日も素敵な1日を。