突然ですが!
卵子と卵胞の違いはわかりますか?
卵胞は「卵子を細胞が取り囲んだ構造」であり、
すなわち卵子を保護、養う目的があります。
つまり、1個の卵胞の中に卵子が1個入っているのです。
卵巣のなかで眠りについている卵胞の赤ちゃん(原始卵胞)のうち、
目覚めた卵胞は数ヶ月かけて、2~5mmの胞状卵胞となります。
通常月経時に確認できる卵胞がこれであり、
この時点でようやくエコーで確認可能な大きさとなります。
このうち、1個のみが14日くらいかけて20mm前後まで成長し、
排卵します。
このように、月経時に確認できる卵胞はすでに数ヶ月以上前から
発育してきた卵胞なのです。
1つ1つの卵胞はバラバラのタイミングで発育していくため、
卵巣内には様々な発育段階の卵胞が存在しています。
原始卵胞が十分に発育し排卵されるまでには、
半年から長いものでは約1年もかかるとされています。
ということは、今月排卵する卵子は約半年前から育ってきた卵なんですね。
そう、授かるからだ作りは、赤ちゃんが欲しいと思ってからでも決して早くないのです!
もうあなたのからだ作りは始まっています。