妻の会社で役員会がありました。経理担当の平取締役である妻が代表になる案が出たそうです。妻は話だけで放心・身震いしていました。現社長は私のかつての部下で技術者です。 「経営から開放されて、目の前の作業に専念したい」技術者の気持ちが痛いほどわかります。
「世の中は順調な時もあれば苦渋の期間もある」
「朝の来ない夜はない。冬は必ず春となる」・・・と申します。
しかし今回はあまりにも闇は深く、寒さが厳しい。
それだけ大きく経済構造が変化している兆候です。
ではどんな新時代がやって来るのでしょう? だれも断言はできないことですけれども、だからと言って何もせず右往左往しているわけには参りません。それなりに将来予想を持ち形を準備しておき、チャンスがきたらいち早く対応したく思います。
機械設計者の 泣き笑いは技術業務だけの世界ではない、
大きな時流に乗るか、はじかれてしまうかの差があります。
多忙な時にはできなかった、過去の設計作品の稼動状況調査と評価。
そして新システムでの受注方式・・・
暇な今こそ、じっくり試行錯誤できるチャンスにとらえたい。(;^_^A
間違いなく言えるのは、どんな世の中になっても「新方式の機械なしに文明はありえない」ことです。そしてこの分野の技術者はすぐには育たない。
にも拘わらず同業者の転業・廃業は激しく、設計技術者は激減しています。ですから私達の存在が貴重となり尊重される世の中は必ずやって来ます。
ただ半年一年では無理でしょう。私はあと3年忍耐 しているうちには、この時期は来ると思います。