なっちゃったんです。
とうとう。
あさって。
あの電話の日からの、あさって。
昨日また電話あって、迎えにいくって言われたんだけど。
お店の場所、聞いたら、たまたま近くだったから。
大丈夫。って言ったんです。
そしたら、やっぱり。
「そ?」
って、そっけない。
だから、私。
自転車できたんだけど。
約束の時間より、ちょっとはやくついちゃって。
どうしたらいいか、迷って。
運転中かもしれないし、って電話するの迷って。
なかにはいってていいのかなあ、って迷って。
でも、予約の名前、二宮って言うのかなあって迷って。
お店の前で待ってて、いいのかなあって迷って。
迷ってたら、お店の人に声、かけられて。
「どーぞ。」
って。
迷いながら、中はいってったら、奥の個室案内されて。
あけたら、カズナリいたんです(@_@)!!
ソファに座って、なんか飲んでるし(@_@)!!
どこ座るのが正解なのかわかんなくって、つったってたら。
「座れば。」
って、しゃべるから。
とりあえず、はいったばっかのとこにある椅子にすわったんだけど。
なんかいつもより、ちょっとおしゃれしてるってゆうか。
てろてろのTシャツとかじゃないし。
ぼさぼさのねぐせとかじゃないし。
なんか、想像してたより、案外おしゃれだし。
なんか、やっぱりかっこよくって。
なんか、またすっごい緊張してきて。
お酒のみたいんだけど。
自転車できたこと、後悔して。
とりあえず、ウーロン茶たのむんですけど。
「なに飲む?」
って、しゃべるから。
「すごいね。」
って。
「やっぱり、芸能人って感じだね。」
って。
私、緊張しまくっちゃって。
「んふふ。そんなことないでしょ。」
って。
余裕そうで。
「近いんだ?」
って。
「うん。」
って。
「俺、ここ。よくくるよ。」
って言うから。
「そうなんだ。」
って。
なんか、普通の会話してて。
そしたら、なんか急にやっぱりばちがいな気がしてきて。
「ほんとはここ、石田さんとくるはずだったんでしょ。」
って。
「ことわっちゃったの?」
って。
「あなたが行かないで、って言ったんでしょ。」
って。
そしたら、なんか急にはずかしくなってきて。
「あー。そうだっけ。」(←でた)
って。
「なんか。・・・ごめんなさい。」
って。
「なんであやまんのよ。」
って。
なんか優しくって。
「や。いいのかな・・・って。」
って。
「ふっ。いまさらかよ。」
って、笑うから。
「・・・ごめんなさい。」
って。
「ふっ。わかんねえの?」
って、小さい声が聞こえた。
わかんない、よ?って思って、だまった。
「あのさ。
今度相葉さんにさ。
『新しいモノマネみせてください。』
って言ってみな。
すげーの見せてくれっから。」
って。笑った。
ずっと、笑ってて。
普通に話、してるから。
あまりにも普通に話、してるから。
楽しかった。
なんか普通に楽しかった。
カズナリはだまってるときも多かったんだけど。
たぶん、私はずっと笑ってた。
「なに。」
って、何度か聞かれた。
「くいずらいんだけど。」
って。
「ごめんなさい。」
って。あやまったけど。
たぶん、また。
何度も見てた。
「んじゃ、そろそろかえろっか。」
「・・・ん。」
「送ってく。」
「・・・大丈夫。」
「大丈夫じゃないでしょ。」
「自転車で、きちゃったの。」
「ぐぐぐぐぐっ。
あいかわらずだね。」
って。
「なにが?」
って。
「なんでもない。」
って。
「置いてけば。」
って。
「明日、とりにくりゃいいじゃん。」
って。
「明日、朝つかうから。」
って。
「そっか。」
って。
「じゃあ、ここでしてい?」
って。
「なにを?」
って。
「はやくもいっかい、したかったんですけど。」
って。
手首つかまれて。
ソファのほうに。
ひっぱられるまま、座ったんだけど。
ひざとか、ぶつかっちゃって。
「お前は?」
って、聞くから。
「・・・うん。」
って、返事をした。
そしたら、
「んふふ。」
って、笑って。
「そろそろ、すこしはわかれよ。」
って。
ちっちゃい声が、聞こえた。
なんかちっちゃい声が聞こえたあと、唇ふさがれて。
キスされながら、あー。いま。
なんか言ったなー。って。
今、カズナリ。
「ソロソロワカレヨ。」
って言いましたか?
って。
思って。
どーゆーことかなーって思いながら。
キスがうまくって。
カズナリのキスがすごくうまくって。(言いたい)
照明薄暗いし。
お酒飲んでないから。
酔ってはないんだけど。
酔ってはないのに。
キスがすごく気持ちよくって。
あー。ずっとしてたいなーって。思ってたら。
唇、はなれた。
「すこしは、わかった?」
って。
4月からまだ。
2ヶ月くらいしか、あなたを知らないけど。
毎日会ってるわけじゃないから。
そんなにたくさん、あなたを知ってるわけじゃないんだけど。
私の知ってるあなたの中で、至上最高に優しい顔をして、あなたは笑った。