私の大学は2年生から、校舎が違う場所になる。最初は、大学の近くに引っ越すことも、考えてたんだけど。そうすると、バイトに来るのが、遠くなる。カズと少しでも、一緒にいたいから、バイトは変えたくないし。カズのアパートにも、遠くなっちゃうから、結局、今のところに住むことにした。
5月になると、カズはサークルとかゼミとか、私が知らない仲間との飲みが増えた。
和「翔ちゃんがさ、うるさいのよ。」
「うん。」
翔ちゃん、は知ってる。何回かカズのアパートに来たことがあるし、電話もよくかかってくる。同じクラスでサークルも一緒の男の子。
和「俺が行くと、女の子、集まるからって。」
「、、、ふーん。」
和「あっ、もしかして、菜央、妬いてんの?」
「別に。カズ、口うまいもんね。」
和「ちがうよ。マジックをさ。見せたいわけよ、翔ちゃんはさ。そんで、女の子たちにサークルにはいってほしいわけ。」
「ふーん。」
和「フフッ。菜央、やっぱり、妬いてんじゃん。」
「ち、ちがうし。」
和「フフッ。やっぱ、可愛いな、菜央は。」
そう言って、わたしの頭を抱きよせた。
和「なんか、そうゆうの、うれしい。」
「えっ。」
和「俺、菜央に、まだこんなにドキドキしてる。」
と、言って、私の手を、自分の左胸に置いた。
「、、、うん。」
和「あんな事してんのにね。フフッ。」
「、、、うん。」
和「なんでだろ、ね。」
「、、、うん。」
和「フフッ。菜央、、、うん、ばっかり。」
「、、、うん。」
和「フフフッ。」
「フフッ。」
2人で笑うと、カズは優しいキスをくれた。