16
朝、目が覚めると、いつもと違う天井が目に入る。周りを見回し、グンソクの部屋だと分かった。
「グンソクのベッドに寝てるんだ……このシーツ、やっぱり気持ちいいな……」
寝ぼけながら、そんなことを思っていると、
「シーツ気持ちいいでしょ!?」
すぐ横にグンソクがいて、私を見つめている。
私は昨夜のことを思い出し赤くなる。グンソクはやっぱり意地悪だ。
「朝のシャワー浴びてきたら?」
「だって、裸だから……私の洋服とって」
「面倒だから、そのまま運んであげる」
グンソクはシーツで私を包み、抱き上げた。
そして……
「いっしょにシャワーあびよう。美月といっしょなら、シャワーも好きだし」
ジェットコースターは嫌い。
でも、このジェットコースターから降りることはできそうにもない。
終わり