癌になり、いろんな気持ちとぶつかり、葛藤し、悩み、先を思い、過去を思い、泣き、叫び、絶望し、そしてまた力強く立ち上がる。

こんなことをいままで何回繰り返しただろう…。
人間の強さはいったいどこまで耐えられるんだろうか…。
未来へ希望をもって生きるしかないか。
と、こんなことを思う時がある。
そして、次第に
「未来はこんな風になったらいいな」
「未来はこんな世の中になったらいいな」

と考える。

私の未来予想図ではなく、未来希望図。

◉子供たちが無事に社会でお役に立てること。
◉子供たちが家庭をもってくれること。
◉子供たちが死ぬまで幸せに生きてくれること。
◉私がお婆ちゃんになり、主人と穏やかに生きていること。

これがやはり一番の未来。

当たり前のようで、当たり前ではない。
誰もができる訳でもない。
子供達はこのことにいかに早く気付いてくれるか。
だからこそ、普通に生きられるという有り難さを子供達には知って欲しい。

いつか子供達がこのブログを見て、生きていられることの奇跡を感じてくれることも、私の未来希望図。

病気にならなかったら、こんな風には感じられなかった。

命には誰にも期限があること。
その短い期限の中で、どれだけ真剣に生きたか。
命尽きる時に納得できるように。

子供達にうまく伝えられますように。