生検の検査結果を聞きに診察室へ。G先生(主治医)は「やはり癌でした。はやく取ってあげたいけど、混んでいて一ヶ月先の手術になります。その間、もったいないので骨シンチと肝臓の検査、CT、腫瘍マーカーの検査をしましょう。」とのこと。「そんなに先で大丈夫ですか?」と聞いたら、「一ヶ月ほどだったらあまりかわりません。」とのこと。まあいいか・・・。しかしこのあとおそるべき事態に・・・。なんと胸の腫瘍がどんどん大きくなってきているではないか!(((゜д゜;)))「えええっっ、なにこれええええ!」と思うほど私の腫瘍はみるみる大きく成長していきました・・・。胸を触るとがっつりつかめるのです。ちょっところころ、どころかガッツリ掴めちゃうんです。(おいおい、こ、これはちょっとやばくないか?)とおもいながら最終的には8センチ位になっていた( ゚-゚)( ゚ロ゚)(( ロ゚)゚((( ロ)~゚ ゚(実際、手術後取り出したのは10センチの巨大な腫瘍でした・・・)不安だった・・・。不安を取り除きたくて本でも読もうかと本屋へ行った。(この日が私を変えた日)。乳癌の本を探していたら、ふと目にとまった本があった。「小児がんと戦う親子の記録」というような見出し・・・(題名はチョッチ忘れた。ごめんなさい)中を読んでみた。そこには3歳で小児癌と宣告された母親の生き方が書かれていた。自分の子が長くは生きられないと知った上での辛さ、くやしさ、そして強さ、。子供に対しての優しさ、強さ、。子供のほうも生きよう、生きようとする強さ 痛いのをひっしにこらえているがまん強さ。こんなに小さい体で必死に生きようとしてがんばっている・・・・。母親も一緒に戦おうと強くなっている・・・・。たとえあと数年しか我が子がいきられないとわかっていても、あきらめず、強く、強くなっている。わたしは本屋の中で泣きました。そしてすぐその場を立ち去りました。あんなに悩んでいた自分が恥ずかしい・・・。悩んだって無駄なんだ。私はもう癌患者だ、これからのことを考えよう。前に進むしかないんだ。もっと強くならなくては!もし自分の子供が小児癌だと宣告されたら、今の自分よりもっとショックを受けて気が狂うかもしれない。でもあの本の母親は強く優しくたくましく、子供と一緒に戦った。わたしはまだまだあまちゃんだ。この日からわたしは本当に強くなれたと思う。本屋の件から2週間後に手術が決まった。