1年か2年前(ほんとに覚えてません)から右胸が張って痛かった。ネットで調べたら乳腺症と出ていたので、な~んだと思い、それでも、もしかしたら癌?とおもって検索したら癌は痛くありません。って書いてあった。「良かった~」と、病院にもいかずそのままほっといた。(まったく・・・このときに診察を受けていたらって思う)  去年の10月、やっぱり胸が痛くて「おかしいな~、なんで治らないのかな~」と、右胸をまじまじみてみたら  「なんか・・・右胸だけでかい!」Σ(゚д゚;) 不安になり乳首をぎゅっとつまんでみたら・・・乳首がニョイっとへっこんだ!( ̄□ ̄;)  こ、これは・・・絶対に変だ。だんなにつまんで見せたら、顔色を変えて「明日すぐ病院に行って来い!」と言われた。あのときのだんなの顔色は今でも忘れない。ネットで検索してもらったら「乳癌」って書いてあった。ショックだった。でももしかしたら違うかもしれない。明日になれば判るよね、と少し余裕を見せていた。 次の日病院へ行く。とても混んでいる病院なので4時間くらい待つかな~と思いながら問診票に記入し提出。5分待たずに呼ばれ、マンモを撮ることに。(これがまた拷問のような痛さ(T▽T;))そのあとすぐに診察室に呼ばれ、初めて主治医に会う。そこでまたショックを受ける。なんとめちゃくちゃ若い!絶対私より4才か5才は下にみえる。マ、マズイ・・脇の毛剃ってねえええプンプンてっきり年配の先生かと思ってそのまんまだった。超音波検査のあと脇のリンパ節の確認で、毛がぼうぼうの私は腕をあげることができずに、躊躇していると「もっとしっかり挙げてください!」といわれ「ええい!どうにでもなっちまえええい」と腕を垂直に挙げました・・・。(今でもそのことを思い出しては、ガクッと首をたれてしまいます。・・・で、診察結果はというと、「しこりというものには触れないが、石灰化しているところがあるので、MRIの予約をとりましょう」といわれモヤモヤしたままその日は帰宅・・・。一週間後マンモを撮りに行き、その一週間後結果を聞きに行った。この2週間の間が一番きつかった。毎日泣いた。旦那が心配するのでみんなが寝てから泣いた。子供の寝顔を見ながら泣いた。不安で不安で死ぬのが怖くて、嫌で、押しつぶされそうだった。「私は子供の大きくなった姿を見れないの?」と毎日泣いた。検査結果を聞いたら「癌のしこりというかたちでははっきりしませんので、手術生検で組織をとって調べます」とのこと(まだ結果が出ないの?)と思いながら1週間後に手術。スンごく緊張した~麻酔の注射も少し痛いけど、とにかくすぐそばで肉を切っていると思ってしまうこがつらい・・・。看護士さんに「今、わたしの肉きってるんですよね~」と言ったら、肉を切っていた主治医が「そんなこと考えないでください!」と注意されてしまった・・トホホ・・・(/TДT)/。 手術も無事終わり、1週間後診察。私の中ではもう90%癌だと覚悟していた。先生もチラッと匂わしていたし・・・。診察室に入り告知。「はっきりした検査結果はまだですが、悪性でした。」・・・「やっぱり・・・癌なんですね?」と冷静に聞くことができた。今まで泣きすぎて不安の毎日だったが、いまはっきり結果がでた。なんか不思議にすっきりした。やっぱり癌だったんだ。わたしはこの瞬間から癌患者になりました