なんとそそられる題名。アタシが考えたのではない、もちろん。読売新聞朝刊19面の人生案内。相談の内容はざっとこうだ。


30歳代独身女性。小さい頃から上昇志向だったが氷河期で良い会社に入れず、資格を取ったが生かせず、結婚を考えたが、「結婚=妥協」に思える。そんな時、器量も学歴も良くない知人の女性が玉の輿にのった。なぜ彼女がと納得できない。世の中には運の良い人と悪い人がいるのでしょう。人をうらやむのは卑しいと思い、「人は人、自分は自分」と努力した。しかし自分の小さな望みはかなわず、知人は幸せをつかんだ。私の人生は一体なんだったのだろうと無力感に襲われ、努力がむなしい。幸せな人を見るのもつらい。こんな世の中、どうすれば希望を持って生きていけるでしょう・・・。


で、これに対してのライター最相葉月さんの回答が素晴らしい。少し長いが、全文を。


 「知人の吉報。これほど複雑な思いになるものはありませんよね。よりによってなぜ彼女が、と腹立たしく、嫉妬に苦しみます。

 実は私もそうでした。人に相談できなかったので、引きこもって自分に向き合うしかありませんでした。しんどいです、これは。負のスパイラル状態です。でも、それも次第にいやになってくる。飽きるんです。自分、自分って、どれだけのもんかって。すると、人をうらやむ気持ちがどこからくるのかに気づいて、少し楽になりました。正体は、根拠の無い優越感でした。

 あなたは優秀な方のようです。仕事や結婚がうまくいかないのはすべて時代と運のせいと考えています。でも、本当にそれだけですか。結婚は妥協といいながら、彼女をうらやむのはなぜですか。世の中、仕事以外に生きる目標をもっている人はいないと思いますか。

 運、不運はあります。ただ、そこから運をつかめるのは、ほんの些細なことに感謝の気持ちをもてたときのように思います。最近だれに、何に、感謝しましたか。それを冷静に見つめるところから始めてみてはどうでしょうか。」


深イイ~。アタシ自身は、「頭の良い人」ってゆーのは、「幸せになる知恵を持っている人」だと思う。いくら難しい数式が解けても、キレイな星の瞬く空を見上げない人もいる。これからの人生にあまり必要の無い暗記のテストで50点を取ったって、空を見上げて星がきれいだなー、今日も幸せって感じられる人もいる。要は、心の持ちよう。


この相談者は、知人の玉の輿に無力感を感じてる暇があるのなら、資格取ったり自分ひとりで出来て満足できる事に精を出さず、妥協とやらの結婚、それももっと玉の輿を狙って婚活すべきじゃ。うりゃ。