皇后になった雅子様が、美智子様から日赤の名誉総裁を引き継がれ就任しました。
この日赤の顔触れがすごいです。
役員
小松宮彰仁親王(総裁)
松平乗承(副社長、子爵)
原泰一(副社長、貴族院勅選議員)
赤木朝治(副社長、内務官僚)
中川望(副社長、枢密顧問官)
大久保利武(侯爵、理事)
徳川頼倫(侯爵、理事)
碓井静照(理事)
澤鑑之丞(理事)
島津久厚(男爵、理事)
徳川義知(理事)
松井茂(理事、内務官僚)
そして社長が
6 徳川家達 貴族院議長 公爵
7 徳川圀順 貴族院議長 公爵 陸軍少佐
8 島津忠承 公爵 日本赤十字社名誉社長
9 川西実三 埼玉県知事
10 東龍太郎 東大教授、茨城大学長、東京都知事 医学博士 東大名誉教授、名誉都民、日本赤十字社名誉社長
11 林敬三 住宅・都市整備公団総裁 日本赤十字社名誉社長
12 山本正淑 厚生事務次官 日本赤十字社名誉社長
13 藤森昭一 宮内庁長官、内閣官房副長官日本赤十字社名誉社長
14 近衞忠煇 日本赤十字社副社長 (旧近衛公爵家当主)
夫人は崇仁親王の第一女子、近衛やす子
こんなに皇族と表裏一体となっている民間組織は他にはありません。
日本赤十字の表の顔 博愛
日本赤十字の裏の顔 悪
赤十字社は、その正体と意図を偽造するため、この地球上のどの団体よりも
崇高で美しく人道的であるかを世の人々に思い込ませておく必要がある。
なにしろ皇族方々がそろって、総裁だの理事だのになっている団体なので
裏の顔は見せられない。
赤十字社の闇はいろいろ言われているので、みなさんもよくわかっているでしょう。
赤十字が集める募金も、輸血もよく考えてから行動したほうがいい
あとになって後悔しないためにも、、、、、
★★★二つのグループに分けられている
●法律は誰が作っている???
日本の法律は誰が作っているのでしょう、、、、、
日本の法律は、官僚が作っているのです、政治家ではない。
そしてその法律を官僚が支配しています。
そしてその官僚が作った法律は、権力者を支配するのに
役立ったためしはありません。
官僚は権力者です、つまりその権力者を支配する法律は作らない、、、
しかし、一般市民を支配する法律は作る、、、、というわけ。
何から何まで権力者にとって都合のいいことばかりの法律を作るのが
官僚という名の権力者です。
これが世界で言われる無責任体制国家=日本というわけ
日本の多くの人たちが、自分たちの生活はどこかおかしいと感じている。
日本人はそういう無責任体制国家という、世界の恥さらしの国で生きている。
だから自分たちの生活は、どこかおかしいと感じるのです。
世界と何かが違う、、、、世界の人々の生活とは何かが違う、、、、
そういう国で日本人は生きているのです。
これから世界とは違う、無責任体制国家=日本の実態を見ていきましょう。
●一般大衆と権力者側
一般大衆という大多数の人々と、政治家、官僚、学者、インテリという
権力者側の二つのグループに人間を分けることができます。
権力者側である政府は、無知な国民ほど操り欺きやすい。
支配者や政治権力を握る者にとって、時代や地域を問わず
人々が無知であれば好都合だった。
無知とはここでは、支配者の意図や手口について何も知らないということ。
大衆を支配しようとする政府は、秘密主義になる。
そういえば安倍政権も、ずいぶんと秘密主義です。
こうした安倍首相も政府も、人々が疑問を抱くのを嫌います。
それはそうです、疑問を抱かれたらお終いです。
あらゆることについて、人々が理解を深めれば、それは政治の
実権を握る者にとって脅威となります。
江戸時代にも当時の政策は
「民は知らしむべからず、由らしむべし」
つまり、大衆に情報を与えてはいけない。
ただ政府の威光に従わせよ、、、、、というものでした。
徳川独裁政権維持のために、人々を故意に無知な状態に
とどめておいたのです。
時代は流れ、国民もより良い教育を受けられるようになると
一般人の中でも知識をもった人間が出てくる。
すると既存の体制を脅かされるのではないかと、権力者側は怯える。
そこで彼らは一般大衆と権力者側をはっきりと区別したのです。
1925年治安維持法が公布されます。
権力側は危険思想の持主を、無期懲役、死刑に処することが
できるようになった。
もちろん危険思想とは、権力者側にとっての危険思想の持主ということで
国家にとって危険だとかというものではありません。
自分たちの既存の体制を脅かされる者が、危険思想の持ち主と断定され
権力者側が無期懲役にしたり、死刑にしたりしたのです。
今はそんなことはできません。
けれど人々を相変わらず、二つのグループに分けておくという
伝統は残りました。
そして今なお、支配者が密かに権力を行使する一方
一般の人々は何も事実を知らされないまま、嘘の現実を
受け入れ続けさせられているのです。
官僚は普通の人々が知り得ない情報を手にしています。
官僚のような人々が知らない情報を知っているのは、日本では
ごく少数です。
一方に知る者がいて、他方に政治的に無知に人がいるという
構図は今日にいたるまでずっと続いています。
何も知らない、、、、無知な人々、、、、
ナイーブ、、、、なんて表現し、むしろ単純で素朴で、、、、
ところが日本以外の外国では、ナイーブはむしろ軽蔑
される存在です。
●日本の国益とは
日本の国益とは何でしょう、、、、
それはその国民が民主主義を実現することです。
この日本という国には、責任をもって日本の国益を追求するような
組織は、政府の官僚組織にも、ビジネス界に至るまで
どこにもない、、、、、
通常なら首相など政府の長がその責任を負う、、、、
そうした立場にある者は、事態が悪化するのを防ぐため
あるいは国民の状況を改善するため行動するものです。
国民の利益にならないもの、、、、それは国益ではない。
日本の首相は、国民の利益になるものを追求しているでしょうか。
事態が悪化するのを防ぐため行動しているでしょうか。
国民の状況を改善するため行動しているでしょうか。
大企業や金融機関にばかり有利な政策を続ければ
日本の消費者に不利な状況は、ますます悪化してゆく。
それでも方針を改めないというのは、明らかに国益に反している。
経済組織が互いや、政府官僚と密接に結びつくような社会が続くことも
日本の国益に反している。
なぜなら国民が民主主義を実現することが国益だから、、、、
●官僚に頼まれ始末される政治家
建前は政治家の支配下にある省庁だが、実際は省庁の下に
政治家がいる。
政権を築く政治家たちは、省庁に対してほとんど影響力をもっていない。
つまり政策を立案し、それを調整するのは官僚です、政治家ではない。
政治家は選挙の洗礼を受けて当選する国民の代表です。
国民は選んだ政治家に、自分たちの生活を託す、、、、
けれども官僚を国民は選べない、、、、、
国民が選んでもいない官僚が、実際には日本国民の生活を
牛耳っている、、、、
確かに官僚より強い政治家も時には出てくる、、、、
けれどそうなると官僚はその人物を恐れる、、、、、
すると検察官がその人物を始末してやるのです。
それが田中角栄、、、、、
国民のため強い姿勢で改革を進めようとする政治家は
この国では一人残らず、田中角栄のようなめにあうことになっている
それが日本という国です。
だからなかなか田中のような政治家は出てきません。
日本国民の不幸であり悲劇です。
●国家なき国家
日本は説明責任ある国家ではない。
何か不祥事がおきても、誰も説明責任を負わず国の指針もない。
いわば国家なき国家です。
だから世界から日本は国家なき国家と言われる。
そんな国家なき国家と言われる国に生きている日本人が
幸せなわけないでしょう、、、、
世界の国とは何かが違うと感じるでしょう、、、、
☆丸山真男 政治評論家 大学教授
決断主体を明確化することを避け、もちつもたれつの曖昧な
行為関係を好む行動様式が、めいめいに作用している。
無責任の厳しい倫理は、このメカニズムにおいては、巨大な無責任の
転落の可能性を常に内容している。
(日本の思想 岩波書店1961年)
丸山氏は日本の政治無責任に言及した人です。
●この国のシステムの異常性
日本の検察こそこの国に民主主義を実現させまいとする勢力です。
日本の検察官は、とてつもなく強大な権力を有しています。
犯罪者を逮捕し、取り調べ起訴するかを独自に決定する。
外国では日本の検察官のあまりにも強大な権力を
知って非常に驚くという。
日本の検察が容疑者を法廷に引き出せば、99・9%の確率で
有罪判決を受ける。
裁判官はその検察官の決定に従う。
日本の検察は法務省の支配下にある。
つまり官僚機構全体に従属しているということ。
ということは検察に起訴されたら最後、ほぼ自動的有罪になるということ。
つまり本当の意味での裁判は行われていないということ。
人間は過ちを犯す生きものであり、99・9%などという信じがたい数字は
どこの国の人間でも異常としか思えないだろう。
そして実際に度々過ちを犯してきた。
それでも99・9%なんて言えるのか、、、、、冤罪事件をたくさん作っておいて。
この国のシステムは異常なのです。