天皇皇后両陛下がパラオを訪問しましたね。
パラオは太平洋戦争の激戦地でした。
そこに70年目の節目に訪問されたんですね。
安部政権が集団的自衛権を行使容認して、自衛隊を海外に派遣しようとしている最中
「先の大戦によって命を失ったすべての人々を追悼し、遺族の歩んできた
苦難の道を忍び、世界の平和を祈りたいと思います」
と、陛下は話されました。
安部はこの陛下の言葉をどう受け止めたんでしょう。
陛下が世界の平和を祈りたいと語っているのに、安部政権はどんどん戦争への道を進んでいる。
安部が陛下と同じ行動に出たら、世界の人は日本を絶賛するかもしれない。
陛下は戦争で犠牲になった人々の慰霊の旅を続けてこられました。
1990年韓国 わが国によってもたらされた不幸な時期に、貴国の人々が味わわれた
苦しみを思い、痛惜の念を禁じ得ません。
1992年中国 わが国が中国国民に対し多大な苦難を与えた不幸な一時期がありました。
これは私の深く悲しみとするところであります。
1998年イギリス 戦争により人々の受けた傷を思うとき、深い心の痛みを覚えます。
2000年オランダ 多くの犠牲者が生じ、今なお戦争の傷を負い続けている人々のあることに
深い心の痛みを覚えます。
2005年サイパン 先の大戦によって命を失ったすべての人々を追悼し、遺族の歩んできた
苦難の道をしのび、世界の平和を祈りたい。
2015年パラオ 太平洋に浮かぶ美しい島々で、悲しい歴史があったことを
決して忘れてはならない。
戦争が終わって70年、、、、
パラオのぺリリュー島にはまだこの島に眠る日本兵がいます。
遺骨がずっといまだに眠っているんです。
戦争は遠い昔のことじゃないんですね。
遺骨は約2600人分が見つかっていないそうです。
そんな状況なのに安部はこれからまた戦争のできる国にするという。
安部も慰霊の旅にでも出かけるといい、、、
安部は沖縄県知事に自ら会おうともせず、菅に代わりに会わせた。
沖縄県民の痛みも無視して米軍基地新設を進めている。
そういう首相が人間の命の重さや、人の苦しみ悲しみがわかるわけがない。
戦争になって自衛隊員が、国民がどれだけ死のうが安部にはどうでもいいこと、、、
戦争には戦争に至るプロセスというものがあります。
戦争というのは政治の延長です。
上の連中がケンカして戦争になる、、、、
上の連中と連中がケンカしたからといって、関係ない国民が死ぬ、、、
それが戦争です。
日本はアメリカの従属国家なので、アメリカに言われて戦争に加担する。
アメリカの同盟国家ではなく、従属国家です。
言われればなんでも従います、今の政府では、、、、
まず、議論、対立レベルくらいから始まって、次は軍事衝突
ここで公務員の死者が出て、そして紛争、事変へと続き多数の死者が出る
つまりウクライナみたいな状況になって、いよいよ戦争へ、、、
このようなプロセスをたどって戦争になるんですね。
議論、対立はいまの尖閣諸島問題のレベルですね。
あのちっぽけな島を自分のものだとケンカしてる、、、、
そこから戦争が始まるんですね。
だからたかが島一つで、、、なんて言ってる場合ではない。
何かきっかけが欲しい、きっかけを作らなければならない。
そのために自分のものだなんてケンカしてるんです。