三年前からの変化 | Midnight Express

三年前からの変化

三年以上前に書いた文章を見つけた。
良くも悪くも、今の俺が感じていることと大差ない。
ただひとつ違うのは、焦りを明確に感じているかいないか。
今の俺は、焦りというのは感じていない。
それは、なんとなく自分の方向性を見据えることができてきた、
そんなことがあるのかもしれない。
でもそれは、自分の置かれた環境に対して、問題意識が
薄くなっていることの表れでもあるし、
自分がもっと努力しなければいけないってことを忘れかけていることの証でもある。

たまに昔の文章を見ると、頭がシャキっとする。
やっぱりこれは、必要な作業だ。

三年と言う時間は確実に経過している。
いい意味でも、悪い意味でも。

でも、やっぱり、どれだけ目の前の仕事が忙しくても、
あるいは結婚して自分の居場所を見つけられたとしても、
自分の置かれた世界に対する問題意識だけは絶対に失わないようにしたい。
なんとなく、そんなことを思う。

こんな日にはウイスキーが良いね。
今夜の友は、Black Labelです。


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2005/4/19
感傷、そして迷い

この間後輩が無事結婚したという報を受け、おめでというという感情と共に、
少しばかりドキッとした。

ある意味、同期の男が結婚したらもっとドキッとするのかもしれないけれど、
よく考えてみたら後輩なんだから、もっとショックを受けなきゃならないんだろうね(苦笑)

何でだろう、ふと大学1,2年生の頃の自分を思い出した。

毎日のようにテニスに行ったりバイトに行ったりしながら、ちょっと時間ができると
すぐにみんなで集まって、渋谷の王将で1000円札一枚で飲んでいた日々。
そして、翌日バイトがあっても授業があっても、気にせずワラビ邸に行っては
朝までくだらない議論(日本の将来からヤラハタまで)を交わしていた日々。

時間が無限のようにあって、無理矢理堕落していたような日々が、
何だかとっても懐かしい。

よくよく考えてみれば、とことん酔っぱらって外でHoweverを合唱していた夏合宿も、
これまたとことん酔っぱらって迷惑を顧みずワラビ邸でHoneyを唄っていた夜も、
金も無いのにモンスーンカフェに通っては知った顔して酒を飲んでいた時代も、
振り返ってみればもうすぐ7年近くも前の話になる。

その7年の間、俺は少しでも成長したのだろうか?

俺も、年を取ったのかなあ。
普段は冗談っぽく言ってしまいがちな言葉が、なんだかしんみりと入ってくる。
そうやって集まっていた仲間も、多くが就職し、地方に行き、俺に至っては海外勤務になり、
たまに集まれたとしても、どうやったってああいう日々は二度と戻ってこない。
まして結婚という文字が出てきたら、もっと難しくなるだろう。
そういう現実は、時に胸が苦しくなるほどに寂しいものであったりする。

あの頃は不安で不安でたまらなかった将来のことは、今となっては「何とかなるだろ」
といった程度のものになってきている。
それはおそらく、限りない可能性を秘めていた時期は過ぎ、ある程度決まり始めた道の中で、
いかにして生きるかという方向にベクトルが変わりつつあるという証拠だろう。
決まらないことによる不安が、決まり始めたことで不安じゃなくなった。
その一方で、多くの可能性が失われていっている。 それだけの話だ。
もちろんこれからも、色んな変化は当然あるだろうけれど。

多くの人たちが20代半ばで何かを始めたり、何かを止める意味が、何となく判り始めてきた。
それも、香港に来て、比較的自由になる時間が増えて、そんな風に思うようになった。

このままで良いのか。

現時点でいきなり何かできるわけでもなければ、逆にこのまま落ち着いて平穏に暮らしていこう、
などという当たり前な考え方ができるわけでもない。

今は、そこはかとない不安と、焦りだけがある。

やっぱり、こうやって流されている自分に、どこかでカツを入れないといけないかな。
最近は、そんな風に思う。

まずは、できることから、かな。当たり前のようで、当たり前にできないコト。