銀行員の非常識
今回は、財務分析とかやったことのある方向けの内容。
今、前に紹介したフィナンシャル・マネジメントを読み進めているのだけれど、その中で自分の不勉強ぶり、というよりはアンテナの低さを痛感する出来事が。
例えば支払債務回転期間の算出、本来の性格からすれば 支払債務/信用売上高(代替として売上原価)という形でなければならず、棚卸資産回転期間は棚卸資産(在庫)/売上原価でなければならない。
ところが、えてして銀行員は売上債権回転期間、仕入債務回転期間、棚卸資産回転期間とも分母には「売上高」を使う。これは本来の回転期間の性格がやや変質することを承知の上で、「収支ズレ」及び「必要運転資金」を概算で算出するために行っているのだということが、この前初めて分かった。
もちろんこの本自体にはそんなことは書かれていないのだけれど、色々調べていて初めて認識しました。自分としては何も考えずに当たり前のように売上高を使い、必要運転資金を算出して、稟議で与信許容理由として偉そうに使っていたわけで、何とも情けない・・・。公式を、その裏にある意味を考えずにただただ頭に詰め込むとこういうことになる。
たかだか序章の段階でこれなんだから、この本、色んな気付きを与えてくれそうな予感。