Communication in MTR
火曜くらいだったかなぁ、一番最後まで残っていたうちのチームの
Arthurと連れ立ってMTR(地下鉄)で帰宅した。
このArthur、とても真面目な男なのだが、いかんせん融通が
利かず、どこか損をしている愚直なオッサン。
でも話していると、11歳の子供がいて、映画が好きで、ホントに良い奴。
家では良いパパなんだろうなあと、思わず顔が綻んでしまった。
俺なんか、日本から派遣されてきて偉そうに命令しているわけだから
(と言っても俺がDeputy Managerで彼がManagerなので、本来は
彼の方がポジション的に俺より上)、多少は「この若造が」とか
思われても仕方ないだろうと思うんだけど、そういう雰囲気は微塵もない。
こういう組織の中にいると、日本人に愛想良くしてポイントを上げようという
姑息なのは一瞬で分かったりするのだが、その点彼は別格である。
実は組織って、こういう人たちに支えられている。
出世を狙ってバリバリ稼ぐ人たちではなく、本当はこうやって自己犠牲を
気にせずあちこちに気を遣ってくれる人たちによって、成立している。
それは日本でも同じで、外資でも同じだったりする。
トップが休んだときよりも、課長が休んだときよりも、庶務の面倒見の良い
オバチャンが休んだときの方が、仕事に響くよね??
良い会社って何だろう?って思ってしまう瞬間だった。
こういう人たちに報いてこそ、なのではないのだろうか??
愚直で優しい故に、どうしても毎日遅くなってしまう、そんなArthurを見ながら
ふと考え込んでしまった。