私の、つたないブログをご覧いただきまして、誠にありがとうございます。今日は久しぶりのガーデニング日記です。

 

メダカたちの日よけになるように、キウイフルーツの苗木を購入しました。キウイを育てるのは初めてです。

 

市内のホームセンターで「なるなるキウイ」という苗木を見つけました。雄雌の2本がセットになっていて、同じ時期に花が咲くように設定してあるそうです。

 

地面がアスファルトのため、果樹用に育成ポット (直径45センチ、高さ42センチ)で育てることにしました。

苗木についている説明書を参考に植え付けです。2本を1.5メートル離しておくそうです。

 

土は赤玉(中粒)、鹿沼土、腐葉土、スミ粒、をブレンドして、元肥を少し混ぜました。

 

猫たちに、いたずらされないように、また、コガネムシ対策に、防虫ネットをつける予定です。

たくさん実をつけるようになるのは5年後だそうです。

 

 

普段、ダニと聞くといいイメージを持たない。でもダニが必要だから

存在しているに違いないという思いで、ネットを検索してみると、

世の中には何とたくさんの種類のダニがいて、私たちに害を与えるのはほんの一握りのダニであり、それも吸血しようとして襲ってくるのではなくたまたま仕方なく刺してしまうということらしい。

 

多くのダニは、ササラダニの仲間で、森の中のお掃除屋さん。ミミズなどの小動物や昆虫などとともに、落ち葉などの有機物を分解して土にしている。なくてはならない生き物であると知りました。

 

さて、グリンダルワームの培養床に発生してしまう、こなダニは

果たして必要なのか?

 グリンダルワームを培養し始めたころからの、疑問を解き明かしたく、こなダニについて書かれている学者様方の論文を拝見させていただいたところ、こなダニの秘めたる可能性について、興味深いことが書いてありました。

 

こなダニはお尻の左右にある分泌腺から、フェロモンを出している。1つは警報フェロモン。一匹を捕まえると、他のダニが隠れてしまいます。2つ目は集まれフェロモンらしい。3つ目は生殖フェロモン。こなダニが多くいるグリンダルワームの入れ物のふたを開けた時、何か芳香剤のような香りがするのがおそらくフェロモンなのだと思います。

 

これらフェロモンは、リノール酸やオレイン酸から、アルデヒドを生成しているとこと。その生成に際しては、こなダニ特有の酵素が関係しているらしい。専門的なことは全く分からないが、この酵素が将来農薬の軽減や、エネルギー開発に役立つかもしれないとのことでした。

おそるべし、こなダニ!!

 

エサのビスケットから栄養を得て、フェロモンを出しているということか。

 

こなダニとグリンダルワームの関係は良くわからないが、お互いに何か共生するメリットがあるのかもしれない。

 

前回も書きましたが、こなダニが増えすぎると、グリンダルワームの餌がなくなってしまい、だめなので、増えすぎないように、こなダニを調整しています。このこなダニが役に立つ日が来れば、水に流してしまわなくてもいいのですが。

 

暖かくなってまいりました。グリンダルワームやこなダニたちの活動が活発になってまいりました。こなダニは、大きくなると、丸々太って、まるでオパールのような輝きを放っています。

 

グリンダルワームのお世話を毎日していると、エサとスポンジは似たようなものなのに、たくさん増えているものと、そうでないものがあります。

 

グリンダルワームがたくさん採れるスポンジは、えさの溶けたものというより、グリンダルワームやこなダニが食べて消化した排泄物?が、霧吹きで与えている水分といい具合の湿り気があるときのような気がします。

 

 

スポンジの平らな面とクリアファイルとの間に、エサを置き、グリンダルワームを入れて、バクテリア入りの霧吹きをたっぷりして、汚れた水分を捨てる作業を毎日繰り返していると、名前がわからない微生物が発生したり、こなダニが出てきたりしますが、こなダニを増やさないように、水に浮かせて流したり、ピンセットで捕まえたりしながら管理していると、、だんだんとグリンダルワームの好む環境になってくるような気がしています。

 

これからますます暖かくなり、こなダニの方が優勢になってしまうかもしれませんので、気を付けたいと思います。

成長期のベタとウベリス、アフリカのメダカ、日本のメダカたちのおやつのなります。

 

 

 

 

 

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頂きましまして、ありがとうございます。

10月も半ばすぎて、暑かったり寒かったりしていましたが、やっと秋らしい陽気になり、過ごしやすいですね。

 

熱帯魚の稚魚の生きエサとして、2から3年位前から主人が培養していた姫ミミズの仲間のグリンダルワーム。

白くて、うにょうにょしていたので、ずっと手を出さずに見守っていたのですが、先月ぐらいから培養係になってしまった次第です。

 

 培地は除菌処理していないキッチンスポンジを二つに薄く切ったものを使用。水コケのもありましたが、こなダニに支配されてしまったので、中止としました。

 

エサはビスケット。おいしそうなバタークッキーの匂いがします。

 

タッパーにキッチンスポンジを入れてグリンダルワームとエサを置き、バクテリア入りの霧を吹きかけて、クリアファイルの切れ端をかぶせるだけです。タッパーのふたには空気穴を開けてガーゼを付けて、ハエなどの虫の侵入を阻止しています。

 

私が受け継いだスポンジには、すでにこなダニも繁殖していて、グリンダルワームと共存していました。彼らを分離することは可能か?とか、もしかしたら共存共栄で共生しているのか?とか、ミミズとダニについて、ネットで調べてみましたが、自然界ではミミズやダニは共存して落ち葉を腐食したりしていることを知りました。

 

お互いに必要な存在ではないかもしれないが、いても増えすぎなければ良いかなという結論になり、気が楽になりました。

 

ビスケットを与えれば与えるほど、グリンダルワームが増えるかもと、調子に乗って与えていたら、スポンジがべとべとになり、変な虫の幼虫まで出てきて、閉口してしまいました。スポンジを水洗いし、リセットするのがとても大変でした。何事も適量ということがあることを改めて、思い知った今日この頃です。

 

20個ほどあった容器を半分に減らし、ビスケットもべとべとになりにくい数にしてようやく落ち着いて培養できるようになりました。グリンダルマンションです。

 

こなダニが共存することは良いとしても、グリンダルワームを取りだす際に、こなダニも一緒に水の中に沈んでしまい分離がとても難しく、何かいい方法はないかと、毎回ピンセットで攪拌したり、スポイトでグリンダルワームだけを吸い取ろうとしてみたりしましたが、思うようにできませんでした。

 

こなダニは水はあまり得意ではないくせに、体に覆われている毛に空気を含んで、あるていどなら水中でも生きられる丈夫な生き物。ミミズは毛がなく水に沈む。

こなダニを水面に浮き上がらせるにはどうしたらいいんだろうと試行錯誤していたところ、偶然にもそれは起こり、こなダニを分離することが出来た。嬉しくてとび上がってしまった。これでグリンダルワームの培養と取り出しが大変楽になりました。

 

 エサがなくなるとスポンジの陰でちょいちょいと体を動かして、エサをくださいアピールをするグリンダルワームがかわいらしく見えてきました。

 

 

 

 

 今日は、つたないガーデニング生活で思うことを書いてみたくなりました。

 庭の片隅やプランターに植物をそだてはじめて12年近くになりますが、何とか植物を育てるコツみたいなものがわかってきたような気がします。

 

 1年目は培養土を使用したので、バラや草花はいい具合に育ちました。月日が経つうちに、用土は栄養不足だったり、コガネムシの幼虫が大発生したり、乾燥でハダニだらけとなってかれてしまったり、芝生を手入れせず、そのままに放置したら、近くの田んぼから草の種が飛んできて、根っこがとてつもなく丈夫な草だらけになってしまい、根っこのすべてを取り出すのと同時に芝生も撤去するのに、とても苦労しました。

 

これではいかんと日本園芸協会のガーデニングの通信教育を受けて、庭園の歴史から始まり、植物の生態や管理の仕方、植物の種類等を学び、途中挫折したにもかかわらず、通信教育の延長をしていただきながら、一応ガーデンコーディネーターの資格を取ることができました。

 

 ガーデニングを続けるうえで一番頭を悩ませるのは、プランターの使用済みの土でした。そのまま使っていると水はけが悪くなって植物が成長しにくくなってしまいます。

 まず、プランターから取り出し、大から小へとふるいにかけ、(下に落ちた細かい微塵は使用せず)、ふるいに残った土を厚手のビニール袋に入れた後、途中ひっくり返しながら、お日様に10日から20日位あてて日光消毒し、そのままでは栄養分がないため、半分位新しい培養土を混ぜたり、よみがえる土を加えて再利用します。新品の培養土の様にはいきませんが、そこそこいい感じに育ちます。

 下に落ちた細かい微塵の砂の再利用はできないものかと、ネットサーフィンしてみましたが、今のところ???です。とにかく水を吸わずにはじいてしまいます。

 素人考えで、知り合いに分けて頂いた牛糞完熟たい肥に混ぜたらどうかなと、燻炭と一緒に混ぜて野積みにしてあります。どうなっているでしょうか。団粒化するでしょうか??

 

 植物は光合成をしたり、根っこから栄養を吸い上げて成長することは理科で習いましたが、その詳細なメカニズムについては良く解りません。

 水槽の中の水草の根っこ周辺ではどんなことが起きているのか、土の中ではどうなっているのかをもっと知りたくなって、土壌学関連の本を購入して、読んでみました。

一通り読んでみましたが、専門的なことは???でした。

でも、根っこの周りには様々な微生物がいて、お互いに助け合っていることが良く解りました。私たち人間の腸の中でビフィズス菌などの微生物が栄養の吸収を助けているのと同様に、植物も微生物に栄養を与え、微生物は植物の根が栄養分を吸収しやすい状態に分解しているのでした。植物は光合成もできて、人間よりすごいのではないかと思ってしまいます。

 微生物といっても細菌から、クロレラやミドリムシのような単細胞生物やミジンコみたいな多細胞生物まで色々ですが、本当に多彩で奥が深い世界だと思いました。

 

植物を育てるうえで大切なことは、その植物にあった、土壌の状態、日照、水分であり、愛を注げば注ぐほどにこたえてくれるような気がします。