2019年10月11日(土)
眠ったのか起きていたのか
よく分からないまま朝を迎えた。
いつもなら、早起きの父。
母が作ったお弁当を持って仕事へ。。。
今日は行かないんやね。。。
お父さん、まだ寝てるし。
現実感のない一日が始まった。
朝9時から葬儀社との打合せ。
色々、決めなければいけないことがたくさん。
全て母と相談し二人で決めていった。
迷ったのは、遺影用の写真
私は日頃から、何気ない日常を写真に撮るのが
好きだったため、案外と写真がある。。。
カメラを向けると父はいつもふざけて
「遺影用の写真を撮ってくれ」って言ってたな。。。
私が怒るから、面白がってたな。
迷った挙句、
次男の結婚式で撮影した写真に決めた
普段の父はもう少しきつい顔をしている
でも、出来上がった遺影を見た瞬間
優しそうな父の顔に、涙が流れ
この写真にして良かったと思った。
そして、息子たちにお願いして式場で流すための
ビデオメモワールを作ってもらった
父の若かりし頃の写真は
古いトランクの中にたくさん入っている
それと母や私たちや孫、会社の方々との
思い出の写真の数々。。。
父が生きた、81年の生涯を
葬儀に来て頂けるであろう方々に見てもらいたかった
バタバタしている間に湯灌の儀が始まった
いつものように。。。。父を送り出すため
着せる服は、生涯をかけて情熱を注いだ、
仕事用の作業着に決めた
そして、納棺。
棺に入れられた父は、本当に
すぐにでも起き上がって、仕事に行くかのようだった。
棺には仕事に行くときいつも持っていたお弁当箱。。。
さらに、父が趣味のひとつとして勉強しながら
やっていた株の売買。。。に必要な、会社四季報。
これらを入れた。
そしてとうとう。。。。
父は家から出て行った。


