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一年前の今日、父は天国へ旅立ちました。




それは、あまりに突然で…



受け入れがたい現実を…



受け入れるしかなくて…



母と兄になんて言ったらいいのか…



言葉が見つからなかったのを、今でもはっきりと覚えています。




朝からずっと一緒にいて、苦しむ父を、呼吸が乱れる父を何度もさすり、一緒に何度も呼吸をしました。




お腹をさすり、足をさすり、おでこから吹き出る汗を何度もふきました。



父は最後に母が前日に切って持ってきたスイカを2口食べて、ちょこっとだけ笑って、私に




「もういいぞ。仕事に行け。」




そう言いました。




だけど、その日の父は本当に苦しそうで…




私はどうしても父を一人にしておくことができず、無理を言って、休みをもらいました。




「今日はボスがお休みくれたから、お母さんが来るまで、ずっとここにいるよ。」




そう言うと、また父は少し嬉しそうに笑って、痛みに耐えていました。




いろいろ治療をしてもらっても、全然回復しない父。




不安で不安で…



どうにかなりそうでした。



母にも仕事が終わったら、すぐに来て欲しいと伝え、兄にも連絡しました。




父にまた新しい処置が行われるため、私は席を外し、水を買いに1階のコンビニへ水を買いに行って、また兄に電話して、戻ろうとしたとき…




「三澤さん!お父さんが急変しました。すぐに来てください。」




部屋から処置室に移動していた父は、すでに息を引き取っていました。




つい、ついさっきまで一緒にいた父が…



一緒に話してた父が、ピクリとも動かない。



信じがたい光景でした。





何度も何度も何度も何度も呼びかけたけど…




無反応な父…



私は先生に


「心臓マッサージをしてください!」



と言いましたが、すでに末期癌だった父は延命治療は行われない方針でした。



先生は



「お父さんがまた…苦しまれるのですよ。」




そう言われたときに、フッと我にかえりました。




「お母さんがお見えになるまで、このまま待ちましょう。」





母が到着して、死亡が確認されました。




私は、なんてことをしてしまったんだろう…



なんで、もっと早く、みんなを呼ばなかったんだろう…




もっと早く先生に言っていたら、お父さんは助かったかもしれない…




もっと早く母に言っていたら…



母も父に会えたんじゃないか…




この一年間ずっと…



そんなふうに想っていました。





でも、そんなふうに想っている私を母は気付いていました。




母が1番辛かったのに…



落ち込む私を何度も励ましてくれました。




母だけじゃなく、兄も、煖の皆さんにも友達にも…




本当に支えていただきました。







そして、今日。




母と兄と三人でお墓参りに行き、お昼ご飯を食べ、夜、仕事が終わり、母に電話しました。





「お母さんね、お父さんが突然こんなふうにいなくなって、本当にびっくりしたし、不幸だけど…


緑やお兄ちゃんがお母さんを想ってくれて、お兄ちゃんが緑を想ってくれて、緑がお兄ちゃんを想ってくれて…



不幸だけど…幸せだよ。」




なんか、その一言にすごく救われました。





まだまだ時間はかかりますが…






少しずつ受け入れて、もっと前向きに、もっと明るく、またやっていきますから…






こんな弱虫な私ですが、温かく見守っていただけたら幸いです[みんな:01]







長い文章にお付き合いいただき、ありがとうございます[みんな:03]





2014.8.18



三澤 緑[みんな:03]