読書の秋というけれど、こうして深まる秋と共に、思いを深める本に
何か出会いましたか?

【晴耕雨読】って言葉がありますが、古めかしいと思えば
それまでのことです。
でも、ここで思考を切り替えて、未来に志向する「シフト」だと
考えれば、何か新しい起点になるかもしれません。

「晴れたときに感情を深堀りして、雨のときには未来を読み取る」

これが、今どきの【晴耕雨読】なんだろうって
勝手に 思い込んだりしている自分です。




こんな本を見つけました。

「ワークシフト」孤独と貧困から自由になる生き方の未来図2025




そのまま、引用させてもらいますが・・・・(失礼)

本書の帯に書かれていることは



1 「忙しいだけの仕事」から「価値ある経験としての仕事」へシフトする

2 「勝つための仕事」から「ともに生きるための仕事」へシフトする

3 「食えるだけの仕事」から「意味を感じる仕事」へシフトする

ということです。


例えば「いい会社に入って沢山のお給料を貰い、結婚して子供を産んで、
車とマイホームを買って……」といったような昔からの考え方を脱却し、
職業人生として幸せを感じる方向へシフトしましょう、と言っています。



かつての土地神話や、マイホーム人生、「土地」や「家」に人生の
すべての幸せがあると盲信することは、もはや時代錯誤なのかもしれません。

世界中、そして地球のどこでも、「時間、空間、人間」これらの3つの「間」を
超えることができる、つながることができる驚くべきインターネット社会になりました。

人と人との結びつき方として、血縁から地縁、そして社縁に依存することに
限定する必要は無いのかもしれませんね。

「大きなアイデアの源となる群衆」「同じ志をもつ仲間」「情緒面と安らぎを
与えてくれる人間関係」の3つが主要となってきて、土地や家などは対象物から
外れてしまっていると言えそうです。

このような健全な人間関係を構築するための意識的な努力が求められている時代です。


既存の思い込みや、楽な思考に落ち着かせていると、時流に取り残されて
しまっていることすら、自覚できていないことにないます。
極端に言えは「無知であることは大きな社会的損失であって、家族的には
罪悪かもしれません」


今後ますます、未来を創りだすのは、自分自身の知恵と工夫によって
大きく「シフト」できる環境に置かれているということでしょう。

過去に染み付いた、思考や行動を放置していては、世の中の形ある「モノ」に
支配されているだけで、本来の精神的豊かさを得ることはできなさそうです。



そして、昔から代わりの無い定説があります。

「過去の人あり

 現在の人あり

 未来の人あり

 常に、未来の人にチャンスは訪れる」


ただ、忙しいだけの日々に流されるることなく

ただ、面白いことないかなと 座して待つだけでなく

ただ、何かのせい 誰かのせいで言い訳するのでなく


自分から、未来志向の「生き方再編」に取り組んでみたいですね。