吾が知らぬ 君のことども 語られて 

    心波立ち 涙のにじむ


  


抑へても 燃ゆる火処の あるらしき 

    初夢の夜の 寝もやらず明く  



  




ぬぎぬは かくもせつなき ものならむ 

    携帯握り 君の名を呼ぶ