映画「キング 罪の王」を観てきました。
<ストーリー>
海軍を退役し、まだ見ぬ父デビッドに会うためテキサスの田舎町を訪れた
エルビス(ガエル・ガルシア・ベルナル)。
しかし、今は裕福な牧師として妻子とともに暮らすデビッドは、
エルビスの存在を拒否。絶望したエルビスは父の娘であり、
自分とも血がつながった妹マレリーを誘惑する。
見ようと思った理由は、ただ1つ。
ガエル・ガルシア・ベルナルが好きだから。
でも、本当にこの映画は彼に尽きますね。
子供とも大人ともつかない瞳、その中に潜む残虐と虚無。
すばらしい存在感です。
彼が一度も愛を語らなかったところに個人的に注目です。
映画の内容は、アメリカ社会の偽善に包まれた現実を淡々と描いたもので
登場人物すべてが自分の善意を心底信じている、自己中心的な人ばかり。
そんなところが妙にリアルで、そしてこれがアメリカ映画ってところが驚きです。
でも、なんでしょう。
ガエルも素敵だし、ストーリーもおもしろいと思うんですが
なんか映画としてイマイチな感じ。
この映画は、ラストのガエルの一言を言わせたいがための映画、
あのセリフのためだけの映画だと言っていいと思うのですが、
そこへと導くまでのシーンが重要で、最後の室内をカメラが
動き回るカットは緊張感があってよかったのですが、
変な目線からのカット割とか、黒猫が横切るとか、
んんん??なカットが少し気になりました。
血と薔薇を見て、わーっ!って思う感覚に近いでしょうか?
全体的にちょっと説明的で間延びしてる感じがします。
淡々として、客観的なところは好きなんですけど。。うーん。
もっと自分のイマジネーションを働かせたかったです。
勝手なことばっかり言ってますが、とりあえず、
「ガエル・ガルシア・ベルナルがセクシーだ!」
を締めの言葉と代えさせて頂きます。深々。
