今日は、いいお天気。近所で手作り品などの小さなマルシェがあるので、ちょっと散歩がてら出かけた帰り道、青空の下にバラの花が素敵に咲いているのに出会いました。







小さな公園ですが、花壇のお手入れがよく行き届いていて、そばを散歩する時に、お花たちを楽しむことができます。

ふんわりしたバラの香りが辺りに広がっていて、ここに美しく咲いているよと、語りかけてくるようです。


ふと、大好きなチャイコフスキーのバレエの一つ、眠りの森の美女の中の、ローズアダージョという踊りを思い出しました。

オーロラ姫が成人して、四人の貴公子たちからバラの花を受け取りながら、ゆっくりと優雅に踊る場面で、明るく穏やかな曲が流れます。


チャイコフスキー、ロシアの音楽家です。ウクライナもロシアもバレエで有名な国々。どちらの国からも、日本にたくさんのバレエダンサーが来てくださり、チャイコフスキーの演目でも、皆さんが素晴らしい踊りを披露して下さって、私たちに美しい夢を届けてくださいました。


それなのに今、本当に残念です。

バラの花は変わらず今年も咲いているのに。



どうか、1日も早く、平和な時が訪れますようにと、

心から願っています。