やっと秋が楽しめる天気になりました。
とはいえ、まだまだ大変な状況の方もいらっしゃるかと思います。どうか、過ごしやすい毎日が戻って来られますように。
さて、私は、体調がまだまだのところはありますが、気分転換のため、本当に久しぶりに少し電車に乗って、植物園に行って来ました。
場所は、大阪府の交野市にある、大阪市立大学理学部附属植物園です。名前の通り、研究施設でありながら、広く一般市民に公開されていて、森の植物園として、楽しめる施設となっています。
ずいぶん前に行ったきりだったので、今回は、ガイドツアーに参加させてもらいました。

入口近くには、珍しい熱帯スイレンが美しい花を咲かせていました。
熱帯の植物が付近に集められていて、サトウキビ、キャッサバ、ウコンなど、熱帯ならではの生活に役立つ植物が並んでいました。

タピオカの素は、こんな姿と、初めて知りました。
次第に秋が深まる中、熱帯の植物たちは、まだ頑張っていました。
面白い樹木も、数多く育っています。


これは、木の根っこが呼吸するために、地中から、出ている姿です。
このような植物の様々な姿について、ガイドしてくださる植物園の方が、一生懸命、お話下さいました。
お世話して、研究されている植物たちに、とても愛情を持っておられるのが、印象的でした。
約一時間半、広大な園の一部を廻りながら、植物たちに魅了されました。



珍しい、秋に咲く桜も見ることができました。
研究施設なので、けっして派手な演出はありませんが、気がつけば、私たちは、植物と共に生きているのだなあということ、植物の多様性がとても大切なことなどが、自然と実感され、素晴らしいひと時を過ごすことができました。
おススメの植物園だと、改めて思いました。