みどり、踏み外す
そんなわけで、高校卒業し
大学に入った18のとき。
それまでギチギチに締まっていた
タガが弾け飛び
フワッフワの
スピリチュアルバカになった私
「ワクワクすること、
楽しいこと。
やりたいことだけ、やる。」
当時の未熟な頭で
その真意は分かるはずもなく、
ひたすら「ラクな方」へと
なだれ込んで行きました。
自分がやりたいことや
楽しいことは一生懸命やりましたが
一ミリでもやりたくないことはスルー!
具体的にどんなだったか?というと
「ワクワクしない」と
・講義をサボる
・出ても必ず遅刻
・遅刻して居眠り
「楽しいから」と
・サークルとバイトに精出す
・飲む
・遊ぶ
「今を生きる」という名目で
刹那的になり、
言行不一致が多く
約束は半分も守れない。
「自分を愛する」とか言って
他人のことはお構いなし。
目上の方にも平気でタメ口。
駅のホームで花火する
んー、ひとことで言うなら
相当ヤバいやつ
ですが!
なのに!!
若かったということと、
東京という多様性のルツボにおいては
「変わり者」
「自由」
「オモロイ」
と受け入れてくださる方々がいて、
なんだかんだ、
大学4年間は浮かれ浮かれて
楽しげに過ごしたもよう。
父は故郷で事業をしていました。
当時は景気が良くて、仕事も忙しく
離れていたこともあり、
私の破茶滅茶ぶりも隠せていました。
だがしかし。
年齢を重ねるごとに、
「そうは問屋が卸さない」的な
流れに、必ず、なりますね。
というのは、後に分かったことですが
人は皆それぞれに、この人生で
乗り越えたい【課題】を持って生まれます。
その課題を無視したり
サボっていると…
気づきを促す出来事が起きる。
そんなシンプルな仕組みです。
奇跡的に大学を卒業でき
バブルに乗って就職できた
そのあたりから
暗雲が垂れ込め始めました