みどり、逃げ回る

そもそも、なぜあの時、

脳内警報が鳴ったのか??

※警報については前の記事を

ご参照ください。

 

その経緯を辿ってみることにします。

 

直前の行動を思い起こしてみると、

世界を股にかけて逃げ回っていた私ランニング

 

どこから?

実家です。

 

もっと言うと、父です。

 

(当時は逃げている自覚ゼロでしたが

後から振り返って判明しました。)

 

リゾートバイトをしたり
姉の家に転がり込んだり
ワーキングホリデーで
オーストラリアに行ったり。
 
どこに行っても、
何かしらの問題が発生し、
長居できなくなることの
繰り返しでした。
 
遂に行き場を失った私は、
実家の荷物をこっそり持ち出し、
遠く離れた土地に部屋を借りました。
家出も同然ですガーン
 
まずは仕事を見つけて、
あわよくば誰かとかけおちして
二度と家には戻るまい、
と目論んでいた浅はかな娘(アラサー)。
 
脳内ブザーが鳴ったのは、
新しい部屋を借りた翌朝のことでした。
 

この警報は、

私の魂からの、
強い強いメッセージだったと思います。
 
「ハイハイ、ここまで!」
「これ以上逃げたら、
タダじゃ済まないよムキー」と。
 
なぜ、その時父は、
タイミング良く電話をくれたのか?
 
後に分かったことですが、
伯父から父に連絡があり、
「みどりが誘拐されるから呼び戻せ」
としきりに言うそうなのです。
 
もちろん、伯父と私は
全く連絡を取り合っていません。
父も「?」と思ったようですが。
 
伯父さん、その節はナイスアシスト、
ありがとうございました。
 
見えない存在も含めた
巧みな連携プレーで、
お縄頂戴となった私。
 
10代後半から始まった逃亡(逃避)生活。
かれこれ、10年もの月日が
流れていたのでした絶望