ゼンタングルプロジェクトパック23、6日目が配信されました。

リックさんの丁寧なペン運び。コーナーを描かれました。

URL: youtu.be

大きな用紙ですが、05のペンで大きく描いているので、割とすぐに埋まっていく感覚ですね。

マリアさんが「いつも小さく描くことが多いけれど、大きく描くのも良いですね!」と。本当に、気分がのびのびします。

リックさんが「この大きな紙に小さく描きます。」とコーナーの扇形のスペースにアクアフルーを描かれました。

エッジに巻き付くリボンのように描かれるこのタングル、リックさんがとても丁寧にゆっくり描かれるので、動画を見ていただくと良いです。

同じ点から出発して、エッジの線に引っ掛かるカーブ2本、頭を「テイクオフ&ランド」滑らかに繋いで、中を黒く塗ります。リボンの幅はお好みで太くしても良いし、細くても良いです。

リックさんは一番端にくるりんとフェスキューという模様を付け足しされました。


他のコーナーにも同じように。

リックさんのお家にロゼット(花のような飾り)がついている額があって、角の斜めの組み合わせを隠すためにこのロゼットの飾りがついてるのですが、

アクアフルーをこの形の中に描く、というアイデアはそれの影響だそうです。

一つ目は一本ずつ塗って、次を描く、遅雨作業をされ、2本目は全部アウトラインを描いてから、中を塗っておられます。

どちらの方法で進めても良いですよ。と。黒を塗って、明るいところとどんなふうに響き合うかを確認したい時、塗りながら描いてくかな、、、みたいなことをおっしゃってます。

マリアさんが「右利きだったら左の方から描いていくと良いです。描いたインクで手を汚さないように。」と。たっぷり黒で塗ると乾くのに時間がかかりますから、うっかり擦ると汚してしまいますね。

二つのアクアフルーが描けました。

「同じようで、違うのができたね。」「違いがあるって、自然な感じがして良いわね。スタンプで押したのと違って。」「そうだね、外に行って楓の葉っぱを拾うと、一枚一枚は違う。同じものはないけれど、全部楓の葉っぱだよね。」

と会話がありました。

同じことを繰り返して4つの角に描きます。


コーナーを描くのに、鉛筆でストリングを足して「リックさんのフラックス」を描かれました。

フラックスという模様は「マリアさんがリックさんに邪魔された時に描いていた模様。」ということで、マリアさんが飾り文字を描いてらした時の遺産のようなもの、、ですが、マリアさんが描いてらした「フラックス」とは、形が全然違います。

「全然違うね。」なんて、二人で笑い合ってます。仲が良いですね。

ペンに圧をかけてできる線と、力を抜いてできる線を楽しんでください。05のペンは01よりも芯がしっかりしてるので、楽しめると思います。

フラックスはどこからでも好きなように次のを足していくことができます。

つまり、「必ずここからスタートしないとダメ」とか「同じ方向をむいてないとダメ」とかがなく、自由に増やしていくことがしやすいタングルです。空間にフィットするように埋めていって良いし、後ろに重なっているように足しても良いです。

フラックスを描いてできる隙間に、まず一番大きく入る(フィットする)丸を描き、次にフィットする2番目に大きな丸を、、と続けると楽に綺麗に隙間が埋まります。

マリアさんのフラックスは、カリグラフィーの方から受け継いだこのテクニックが使われてるタングルで、初期に作られたものです。

丸を「これで良い」と思うまで詰めます。画面とお話しして、というのは、ちょっとの時間じっと眺めて「何か足したいかな?」とか「もっと小さな丸を入れようかな?」とか、考えます。

これで良いと思ったら、隙間を黒で塗ります。黒が入ると浮かび上がるような感じがします。

端っこはラウンディング(インクが溜まったように)しておきます。

その後シェーデシングします。

アクアフルーを際立たせたいので、リックさんは青の色鉛筆でシェーディングを加えられました。




私は4つのコーナーでにアクアフルートフラックスを足しましたが、リックさんとはちょっと違う描きかたにしました。白のペンでプランタンも足しました。

他の部分は後でシェーデシングしようと思います。


via 美鳥’s Midorish
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