「ワタシゴト」 中澤晶子さん新作
いつもNYラジオ朗読を書いてくださる
児童文学作家 中澤晶子さんの
新作図書です
修学旅行で広島を訪れた5人の中学三年生の目を通して描かれている物語
5人のオムニバスというのか...それぞれのストーリーが背景にあって、
そこに引き込まれてしまう...311のあの日が蘇る話には特に号泣...!
広島原爆から75年の時を経て
歴史の教科書の一ページや過去の出来事として捉えられがちな
あの日のことを
修学旅行で訪れた子供達の本当の声を聞いて、中澤さんが描いています
24年にわたり、横浜からの修学旅行生を案内してきた
中澤さんならではの物語です。
私も娘たちが小学校六年生の時に
一緒に回ってもらった場所広島原爆資料館...
中澤さんが描く世界は、いつも一文字目から私を物語の中に引き込みます
5人の子たちの一人一人の想いを通して、もう一度広島原爆を
考える機会になるのではと思っています
夏休みの、感想文にもいかがでしょうか
そして、修学旅行に行く前に、ぜひ中学生にも読んでほしい一冊です
堅苦しい資料に目を通すよりも何百倍も心に響く言葉たちです
今回は、青山のクレヨンハウス
落合恵子さんが推薦文を書かれています
子供から大人まで、たくさんの方に読んでいただけたら嬉しいです
ワタシゴト 14歳のひろしま