いのちいつ死んでもいい。3人目の子どもを産んでからそう思うようになった。世の中にはまだ私の知らない楽しいことや見たことのない美しい景色があるのだろうけど、そんなの知らなくたっていい。私の役目は果たしたんだ。そう思うようになって随分楽に生きられるようになった。なんでも小難しく考えてしまう私にはこれくらいの気持ちで生きるのがちょうどいい。それにしても子どもたちはますます可愛らしく美しく成長していく。夕飯の唐揚げを揚げながらぼんやりそんな事を考える。