国立附属に行っていた方ですが、附属の内部試験は受けず、この春からラ・サール高に行くことになりました。

 

主な受験対策:

0. 塾無し, Z会

中1~中2はほぼ中だるみ。学年真ん中前後

Z会は半分位やりましたが、先取りと量が全く足りてませんでした。Z会なら1年先、かつ量がそもそも少ないので、紙がボロボロになるくらい、自分のものにする位までやり込まないと駄目でした。

また、この時点で都立(内申)なのか、私立(内申不要)かをはっきりさせないといけなかった。

目標によって、中1からのZ会の使い方が違う

↑に今気づいた。

 

1. 駿台中学部

中3/2月~12月

数学はEx(一番上)に入る事ができ、3回/月で10ヶ月通った後、過去問の量を少しでもこなすため、冬期講習を前に辞めました。

一番上のクラスはどの塾も最高の先生が担当しますが、EX数学の先生は息子曰く、駿台の傭兵(自分で塾を経営の傍ら、Exを教えに来ていた)とのこと。これが当たりで、凄いノウハウだったそうです。息子は合格後もやりとりをさせていただいており、ご人格も素晴らしく、駿台には....でしたがw、このクラスを提供していただいた点には大変満足です。

 

 

駿台の英語も7月までやっていましたが、一番下のクラスだった事もあるのかはわかりませんが、「授業聞いてる時間を、演習にまわしたい」と息子が言い出し、即決で辞めました(先生の力量が無いわけではなかった)。

 

2. ロググラム

都内で、ラ・サール高校入試のノウハウを簡単に見つけられるもんじゃありません

inter-eduを見たりして、なんとなくわかったけど、伴走してくれる塾はどこ? ということで、web検索でたどり着いたのがこちら。

7月から駿台と入れ替わりに即決で申し込みました。

 

 

授業は一切無い個別対応専門で、下記理由でお勧めです。

- 自習室とQ&A対応 (当方の自習室利用は、鹿児島に到着した入試前日のみ)

- 当方は東京でonlineだったため、onlineのみ。週1の面談でカリキュラムを組む。先生は学生とは格が違う、ベテランで、Q&Aもokだけど、それ以上に大学受験にも対応するノウハウを貰えました。

- 過去問の対応はラ・サールOBの医学部生が対応してくれましたが、珠玉のコメント、ノウハウが得られました。多い時は週に2回程/各1h程度付き合っていただきました。

 

 

思い切って、授業を切り捨てたことで、中3の8月から演習の時間が生まれ、駿台偏差値40代(いや、英語と国語確か20代とか30代取ってた)から駿台テスト64(ていっても合格可能性80%だから、高めの値)のラ・サールに追いつきました。

総じて中学校3年間の時間の使い方としては、中1, 中2と囲碁で全国に出るレベルを維持しながら、中3のみの受験勉強だけだったと言えます(本当は中1から積み上げるのが正しいですが..)。

 

ロググラムは鹿児島ベースですが、この半年で都内に進出し、まさにライジング・スターの塾のようですね。

ま武田塾をもっと真面目な雰囲気にしたようなところです。Q&A対応の医学生がレベチで、先生方の共通テスト平均は800点を超えているとのこと。息子はラ・サールの理科が最初15点/50点位しか取れませんでしたが、過去問演習と、この医学生によるQ&Aで、最後は初見で合格者平均点を安定して取ることができました。英作文の添削までしてくれるスーパーな学生さん達でした。。

 

 

合格という結果よりも、10-12時間/日やりきること、学校から貰った網羅的問題集をやりきり、全国高校入試問題(電話帳)で演習を積んでから、過去問というワンクールのノウハウを得られました。

そして、最も良かったのは本人がやり切ることの達成感を得たことです。「高校受験をやって良かった、落ちても後悔無い」という事を何回も言っていました。目標設定・戦略立案・実行のプロセスを、周囲の協力を得ながら回しきった、これが一番の収穫でした。

 

 

予想外に西大和学園の併願まで合格頂き、本人より私のほうが勿体ないw(今でも)気持ちですが、本人が決めました。

年中通じて、中学受験の後に一度コンサルに来ていただいた長谷川先生のblogにも助けられ(長谷川先生は「学附だと息子は遊んでしまう」フラグを出してくれていた)ました。

特にこちらの回は神回で、同様の事が息子にも起きていました。

いやはや「高校受験有難う」と言いたいです。