「俺はもっとちゃんとみどりの話を聞きたい」
 
これが離れないための口実のように
私は思いました、、、
 
 
 
 
 
なぜなら、
旅が始まってからの3日間で
彼の方から、結婚について話をしてきたことが
一度もなかったからです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
続けます。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

みどり「別に聞いてこなかったじゃん
             この3日とか」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

みどり「別にだったらこれに出なきゃよかったし
             わざわざ、結婚か別れるか
             決めなきゃいけないとか、、、
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

みどり「こんなことしたくなかった
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
これが私の本音でした。
 
 
 
結婚願望がない私にとっては、
結婚するか別れるか、どちらかをたった7日間で
決めなきゃいけないなんて酷な話でした。
 
でも、長く交際すると、
相手から結婚を意識されてしまうことは
普通なことであり、過去の恋愛でも
わかっていたことでした。
 
 
 
 
 
どんな恋愛でも最後は
 
相手を拒否して別れるか
相手の要求(結婚したい)を受け入れるか
もしくは、
相手から拒否されて別れるか
自分の要求(結婚したくない)を受け入れてもらうかで、
 
 
 
 
私の結婚したくないという要求はいつも、
ただ交際期間が延びるだけであり、
受け入れてもらえたわけではありませんでした。
 
時が来ればまた要求されてしまいます。
 
 
 
 
 
 
 
わがままを承知で言いますが、
 
できればこちらから拒否するのではなく、
相手から拒否されて私は別れたい。
 
私は結婚願望はないけど、
好きだから付き合っているので
そもそも別れたくないので自らは振りたくないのです。

 
 
 
 
 
なので、ゆうくんの方から、
 
「俺は結婚したいから、ミドリに結婚願望がないなら
  別れて他の相手を見つけるわ」
「ミドリのことはもう諦めるわ」
 
と言ってもらえる方が私は楽でした。
それだととても腑に落ちます。
 
 
 
 
 
 
なぜ私が選ぶ立場にいなければいけないのか
なぜ家事など一切してこなかった私が
結婚を求められるのかがわかりませんでした。
 
 
 
自分が選ばなければいけないことが
本当に苦痛でした。
 
 
 
 
 
 
 
つづく
 
 
 

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