ドラッガー 次世代型の働き方 | みどりの丘歯科医院 院長ブログ

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『治療から予防へ』
『361/365日はあなたがホームドクターです』
をコンセプトに歯ブラシの処方を行い、ホームケアへつながる新しい予防の形を提案しています。みどりの丘歯科医院の院長ブログ。
日々の出来事や、歯に関する情報などを綴っています

今日は下関は快晴。歯科訪問日でしたが車内は暑く、エアコンをかけました。初夏を思わせるような日でしたが、まだ四月。新入生の中には憂鬱な人もいるかもしれません。我が長女も新しい環境で中学生になりましたが、何とか楽しく過ごしているようです。

先日のドラッガーの続きを書いていきましょう。ドラッガーによると、現在のような雇用形態は全てではないが変わっていくだろうと推測しています。もっとフレキシブルな社会になるだろう、と言っています。先進国では会社の中心は知識労働者になり、経営者は彼らとの新たな関係性を構築していかなければいけません。彼らは組織に対してではなく自分の職種に属性を感じるとのことです。 確かに私自身も歯科医師ですが(大学で学んだ知識と資格で食べていることからすると、知識労働者に該当しますが)職業を聞かれたら職場ではなく「歯科医師」という職種を答えています。エンジニアの方も、もしかしたらそういった感覚の人が出てきているかもしれません。これからは所属している場所にアイデンティティーを求める時代ではなくなっていくでしょう。会社は個人がその能力を発揮できる場を提供し、個人は会社をいい意味で利用して自分のキャリアアップを図るという関係になっていくのではないでしょうか。さらに雇用関係を一社に限るというのも古い形態になっていくかもしれません。数社と契約し自分の能力を社会へ還元する。そんな時代はもうすぐそこまできていると思います。ドラッガーが言うにはそのような知識労働者は金銭だけでは動きません。彼らは「自ら必要とする会社」より「必要とされる会社」にやり甲斐を求める傾向があるらいいのです。これは歯科業界にも当てはまると思います。ちなみに我が妻はすでに次世代型の働き方を実践しています。歯科医院では事務長として事務一般を管理していますが、一方で保育事業を運営サポートする会社をつくって代表取締役になっています。大きな組織に保護される事はありませんが、自分の好きなように仕事に取り組んでいます。やるやん!あっ、そう言えば私も組織に所属しない生き方をしていました!誰か守ってくれませんか?