加藤諦三さんの本は正直言って嫌いです。
でもこの本だけはなるほどと思いました。
これは文庫本ですが単行本で読みました。
わたしは主人がNoが言えなくてどんなことでも頼まれたら
することが不思議でした。
そのことを知ってか知らずか主人に頼みごとをする人は
多いです。わたしから見るとみんないいように使っている
なぁと思います。
結婚するとき不要になった冷蔵庫を友人にあげると運び
ました。友人は留守で4階までひとりで冷蔵庫を運びました。
加藤諦三さんもNoが言えない人でずるい人に利用された
と書いてありました。随分前に読んだ本ですが、人から
利用され易い人は一度読んでみるといいかなと思います。
主人がNoと言えなくて困るのは、その無理難題にわたしも
付き合わされることです。
具合が悪くて寝ていた時に自殺すると脅しては人を思い通り
に操る人のところへ行くといって他県まで一緒に行って
欲しいと言われたことがあります。
夫のいる人だから夫に任せておけばいいのに僕がいないと
だめだと思い込んでいます。
Noと言えない人を見抜いて無理難題を頼んで来る人は
少なからずいます。
親から貶されて育つと自己評価が低くなります。人から
評価されたいという気持ちがNoと言わないで引き受けたら
高く評価されるんじゃないか。そんな風に働くのでは。
幼い頃から子どもを自尊感情を持てるように育てることは
重要だと思います。
最近では自己肯定感という言葉を使うことが多いようですが。