トラウマ対応のカウンセリングに
ソマティック・エクスペリエンス
というのがあります。聞いたことがない方もいらっしゃる
ようです。
わたしが痛みの治療兼トラウマの治療として受けたのが
ソマティック・エクスペリエンスです。
トラウマ治療と言ってもトラウマについて話す必要は
ありません。日本でまだソマティック・エクスペリエンスが
始まってまもない頃に受けました。
ピーターリヴァイン氏が始めた療法です。
日本では、藤原千枝子さんが始めたのだと思います。
彼女がピーターリヴァイン氏の本を訳した方だと思います。
カウンセリングを受け始めた頃、週に一度痛みが消える
時間がありました。藤原千枝子さんとは、その時受けている
治療について電話で話しました。
藤原ちえこさんの本です。
アメリカでは、トラウマ治療はソマティック・エクスペリエンスが多くなっているようで本屋さんのトラウマ治療の棚も
以前はEMDRでしたがある時からすべてソマティック・エクスペリエンスに入れ替わっていました。
上の資料にはソマティック・エクスペリエンスが線維筋痛症や慢性疲労症候群の治療から始まったと書かれていました。
野生動物は、襲われた後凍りつきによってその場を凌ぎ
捕食動物が去った後身震いすることによってトラウマとは
ならない。そんなことが書いてあったように思います。
身体の感覚を感じるように言われて意識を身体にもって行きます。SE(ソマティック•エクスペリエンス)中は過去のトラウマがあった頃の意識にいってしまうのできちんと現代に意識を戻してからカウンセリングを終える必要があります。カウンセリングの時間を全部SEに使ってはいけません。
東京に日高潤子さんのSEを受けに通っていたこともあります。その頃は、あるブロ友さんのところにコメントを書くと痛みが消えることがありました。とても不思議です。
痛みが始まった当時の2010年頃は人に話しを聞いてもらうと痛みが消えたりもしました。感情的な苦しみと痛みがリンクしているようです。
今年になって線維筋痛症と診断されました。これまでもそうですが薬を飲めば痛みが消えるといった単純なものではありません。
痛みが始まった時は理由がはっきりしていました。だから精神的なものが原因だと思います。でも精神科医には、それほど強い痛みが精神的なものから来るとは考えられないと言われました。
神経内科で診てもらうように言われ病院を紹介されました。神経内科では、最初ボルタレンの座薬が出ましたが全く痛みに効きませんでした。次にリリカが処方されました。リリカも痛みには効きませんでした。ペインクリニックに行くように言われました。
ペインクリニックの医師は神経内科で出たリリカについて、
リリカは脳が作り出す痛みには効かない。心療内科で診てもらうように言われて堂々巡りでした。
今年になってから線維筋痛症がオーソモレキュラー療法で完治したという情報を知り新宿から東京駅八重洲北口から3分のところに移転した「みぞぐちクリニックで血液検査をして通院しています。みぞぐちクリニックのスタッフにもオーソモレキュラーで繊維筋痛症が完治した方がいらっしゃいます。
今はオーソモレキュラーについて勉強中です。溝口徹先生は
オーソモレキュラーのクリニックを始める前は痛みに関するクリニックをしていらしたので通うことにしました。