7.17 ライブ 弾き語り。
単刀直入に言うが俺は弾き語りが嫌いだ。
大抵、弾き語りをする人はバンド演奏が後ろに見えるから。
バンドが100%だとするのなら弾き語りは未完成のものを見させられている、若しくは見せている事になる。
嫌いだ。
((逆に言えば後ろでバンドが見えない人、弾き語りで完結してる人は好きだ。福岡で言えば篠原凛太郎さん、tunaさんなどがパッと思い浮かぶ。))
ましてやバンドのボーカルが弾き語りなんて言語道断、バンドの曲を弾き語りでやるのだからもう半減どころの騒ぎじゃなくなるわけだ。
「これはまた違って味があって良い」とかはその人を"好きな人"が言うセリフ。
まあ
そんなこんな理由があって弾き語りのライブは数々お断りしてきました。今までの自分がそうだったから。
今回もそう。20/Aroundのよーすけに誘われた時に、正直断ろうと思っていました。時期が時期だし、20/が相手なら余計中途半端な事したくないって気持ちはあったので。
…まあライブがしたい、って気持ちには逆らえなかったんですけどね(笑)割とその時はあっさり出演OK出しました(誘ってくれて嬉しかったのもある)
さて本題。
"嫌いな弾き語り"はもうしない。
今までやっていた"普通のやり方"を全て壊しました。
僕は作品を届けたかった。
弾き語りで俺に何ができるか、バンドじゃない俺に何ができるかを目一杯考えました。結果、
・横向き
・一切客席を見ない
という形式でライブしました。
ライブの"作品性"を高める為。
当然お客さんがどんな顔してるのかはわからない。
何人聴いてくれてたかもわからない。
作品であるならば0だろうと1だろうと何十人であろうと歌う歌は変わらない、そうでありたかったから、見ない。
作品であるならば、この声がマイクを通りスピーカーを経由し聴き手の耳に届いた瞬間、言うなればもっと前、音を発した瞬間から作者とは切り離される。
どう聴こえたか、どう映ったか、どう考えるか、全て聴き手に委ねたかった。
みんなどう感じたのかな〜って気になりはするけどね
きっと王道ではないし喜ぶ人も少ない。
それでもこれからは作品として、楽曲を創り、演奏していきたい。
最後に
変化の一歩に立ち会ってくれた人、ライブハウスを選んでくれてありがとう。これから変わっていきます宜しくお願いします。
MidLine-みどり
追記:その弾き語りはお金を取れるのだろうか?と考えた時の、嫌い なので配信とか、お金の発生しないところとかラフな場所でカバーだったりオリジナルだったり楽しくやってる人を悪く言ってるつもりはないので悪しからず!僕も配信とかは楽しくやってます