例えば
アルバイトを辞める。なんの前触れもなく、辞める。
出勤の日 不在着信が一件、それ以降は何もない
-助かる、何もトラブルも起きない、いいお店だ。
そう思ったのは一瞬、その後は如何せんどうにも哀しくなった。
自分1人欠けたところで何ともなかったのだ。
優しかった先輩も、店長も、連絡は寄越さない。
まあよくある話。
「元々特別なオンリーワン」
だとか
「あなたの代わりは存在しない」
などとミュージシャンは、世の中は謳う。
-違う。そんな"物理的存在"に於いて謳われても困る。
物理的ではなく、社会的に話をする。
お前の代わり、所謂"上位互換"はごまんと存在するのだ。
僕達は競争の中を生きている。代わりが効く限りゴミだ。負ければ死ぬ。世の中の殆どのものに"優劣"は付く。
周りに合わせて同じことを模倣するだけではダメだ、蛇足だが日本人は特に、偉人を模倣する傾向がある。
音楽だってそうだ。流行り物を真似したところでその上位互換はいる。故に勝てない。そして勝てないやつらは結局消えていく。
「音楽に勝ち負けはない」なんて台詞には心底うんざりする、そんなのは売れっ子メジャーアーティストのみ放てる言葉だ。
勿論音楽に限ったことではない。仕事、恋愛、私生活全てに優劣が存在している。
代わりの効かない自分になりたい。
引用