嗅覚とすかしっぺ
8月のはじめにコロナにかかりそれからもうすぐで1ヶ月経とうとしていますがなかなか味覚と嗅覚が回復しません味覚は全くない、というわけでもなくほんのりと記憶とともに、香りの1成分だけ感じ取れるといった感じ?アロマ検定の勉強をしていたときに「ラベンダー」という香りはなく、リナロール、酢酸リナリル、酢酸ラバンジュリル・・・など、成分が合わさって、ラベンダーという香りができていると聞きました。今まさに、ラベンダーではありませんが例えばカレーだったら、全体的にカレーではなくスパイスの味がパーンっと感じ取れたりするんですよね。目の前にカレーがあるから、カレーの味はなんとなくこれという記憶を元にこんな味なんだろうな〜と思いつつスパイスを強く感じる、みたいな。なんだか不思議な感覚なので備忘録として残しておきたいなと思いましたこれって治るのかな?という不安も残りますが一方、鼻の方はというとおもしろいことに、一般的に臭いと言われるものの匂いがわからないんですよね。危険察知能力、低下です子供の頃から、「もし〇〇ができなくなったら・・・」とネガティブに考えることがよくあって「もし匂いを感じ取れなくなったら・・・?」も、もちろん昔から考えていたことの一つでもありました。いつも思っていたことが「匂いわからんくなったら(鼻が効かなくなったら)、すかしっぺできんくない?!」という謎の悩みでした。おならなんて、生理現象だから出て当然だし、むしろ出ないと困ること。ですがやっぱり「おなら=恥ずかしい」だったのでそういう悩みもありっちゃありですめっちゃわかるよ「音が聞こえなくなったら・・・?」というネガティブシンキングに陥った時も「すかしっぺ、できへんくない??」だったんですよ〜どんだけすかしっぺして過ごしてきたんだ〜という感じですがおならには苦い思い出もありまして・・・そもそも音出さずにおならができたのかも確認できないとか怖すぎる!すかしっぺほど臭いっていうけど、匂いがわからなかったらしれっと退散もできない・・・バレるやん!って。子どもの頃から何を考えてるんだろうって感じですが実際、今香りがわからない状態になって、「これがあの頃怖がっていた現象か」って思ってます。やっぱりちょっと不安です。おなら問題。まあこんなこと誰にも話したことがないので怖いよね〜と自分を認めつつ嗅覚が回復することを願うばかりですがふと、姉に「今、匂いがわからないのよ〜」という話をしたときに姉が言った一言に、思わず笑いました。「え!すかしっぺできへんやん!」同じ考えを持った人が、こんな近くにいたのか!!!!!!と驚きを隠せませんでしたがあえて同じことを思っていたんだよ!という熱い想いは伝えず「大変やんね〜すかしっぺできへんとか〜」とすらっと同感して終わりました。香りを感じることって本当に大事だし、あたりまえじゃなかったんだな〜と思いました。無くしてみて氣づくありがたさでした。嗅覚で、すかしっぺが香ったか香らないかを確認できる安心感が少なくとも2人はこの世にいたこと。嗅覚、さまさまだった〜嗅覚にどれだけ救われたか〜お風呂に浸かって、タオルをひたしそのタオルの香りを嗅ぐのが好きなので氣長に嗅覚が戻ってくるのを待とうかな〜