主人には、たった1人だけ気の許せる友達(Yさん)がいてます
元々、一匹狼で生きてきた主人は兵庫県の田舎から
15歳で大阪に出てきて転々と職や住居を変えてきたようで
そんなときにペンキ屋さんで働いてたときに知り合ったのがYさん
主人より2歳年下で若いころは某イケメン俳優に似ていたそうですが
今じゃそんな面影は全くありません(しかも主人より細いのだ)![]()
お互い呼び名を「おっさん」と呼びあってる(笑)
ま、おっさんには変わりないないけど![]()
住んでる地域は大阪の南のほうで以前、主人と会ったのは
かれこれ5年前ぐらいかな
あれからいろいろ事情があり、奥さんと別れる方向になっているそうで
最近、毎晩主人に電話があります
男のくせに!?長電話ですよ
毎晩、1時間を超えてます![]()
近くならすぐに会って話も聞けるんやけどな~
言葉数が少ないYさんと奥さんの間には深い溝があるようで・・・
話はそれだけやないのですが
主人が「おっさん!いっぺん俺んちへ遊びに来いよ」
なかなかこっちまで来る勇気がなかったYさんでしたが
先日の日曜日に意を決して電車で来られました![]()
「私が居てたら話にくいやろ!?」と主人に聞いたら
「かまへんがな そんな遠慮するヤツちゃうし」
最寄駅まで迎えに行き、まずはファミレスでランチ
久々に見たYさんは、覇気がなくやつれていた
(なんかヨレヨレやな~大丈夫かいな!?)
主人があれやこれやと話を聞いてあげたら
ちょっと笑顔も出てきたわ
「それじゃ家に来るか」ってことで
我が家に立ち寄ってくれました
コーヒーを作って出してあげ
主人とリビングで何やら話し込んでるので
私は和室で録画してた番組を見ながらゴロゴロ
あっという間に夕方になり
いつものYさんなら「そろそろ帰るわぁ」って言うのに
なんかずっとリビングに居てるし
主人が「夕飯でも食っていくか?」
「ええんか?おっさん・・それじゃ・・」ってことで
夕飯の準備にかかり、その間 私たちが飲まない缶ビールが
数本あったので飲んでもらった
(家におりたくないんやな)
焼酎が好きで毎晩、晩酌してはるねんて
いつもは1人っきりで晩御飯食べて、晩酌してるYさん
子供さんたちはみな成人して 一緒に食べることはないらしい
その日は主人の好きなハタハタを焼いて
久しぶりに肉が食べたかったので、野菜炒めにしてみんなで食べました
「みんなで食べると美味しいね~」と言うと
「そやなぁ 俺いつも1人やから・・」
また寂しいこと言う![]()
話を聞いてたら 奥さんの方から別れようって言われたらしく
男性ってそんなとき執着するのよね
「俺は別れたくないんやが・・」
女性の立場からのキツイこともYさんに言ってやった
八方ふさがりでどうしようもない状況だが
とにかく前を向いていくしかないわ
午後7時頃になり「嫁さん帰ってくるからそろそろ帰るわー」とYさんが帰り支度を始めた
私は内心、やっと帰ってくれるんか!とホッとした![]()
7時間も居てたんやで~あり得ん
主人がまた最寄駅まで見送りに行き 別れ際に交通費1000円を渡してきたんやて
主人にしたら エライ太っ腹やんけ![]()
「おっさん悪いな・・奥さんによろしゅう言うといてな・・ってYが言ってたわ。なんかアイツの後ろ姿見たら可哀想になってきてな・・」
「今日は俺の親友のためにおもてなしありがとうな!アイツ俺しかいてないねん・・」
前世では夫婦やったんかもな
「Yがな 今度俺んちに泊まりにきてや!言うてたから一緒に行こや」
「行かんわ。別れた奥さんが荷物取りに帰ってきたりしてな。○○ちゃんだけ行ってきたらええわ」
「そんなんいいなや~ほんじゃ日帰りでいいから!」と主人
Yさんのこれからの人生が気になるけど
正直、私を巻き込まんといてほし~![]()
そんなことがあって日曜はめちゃ気疲れした私たちでした![]()
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