この間まで満開だったさくらは今日の風雨で葉桜になりかけで

ちょっとひんやりする

今年は誰ともお花見しなかったなぁ

 

年末年始を無事に乗り越えた母は

節分時期の誤嚥性肺炎のような体調不良を乗り越え

あれからホウカンさんと訪問診療の先生で様子を診ていただき

何かあればすぐにどっちも駆けつけてくれるサービスというのか

毎月お支払してる金額プラス500円を払いだした そんなときに

母があっけなく逝ってしまい 今日は骨あげと初七日を無事に済ませてきました

 

もう最近は母を起こしにいくのにドキドキしてたのよ

朝、死んでたらどうしよう!?って

それが現実になってしまった

4日の早朝、母を起こしにベッドにいくと

すでに「死んだ人の顔」になってました

首あたりに手をあてると冷たい

「おかーちゃんが冷たくなってる!!」との私の悲痛な叫び声に

主人が飛び起き

そこからすぐに訪問看護ステーションに連絡を入れ

ホウカンさん2人が駆けつけてくれ

訪問診療の先生も明け方にもかかわらず

駆けつけてくれました

 

亡くなる前日まで普通にデイに行って 夕方にホウカンさんが来て

血圧を計ったり、酸素をどれだけ吸えてるかなど診てくれてたのよね

「○○さん ここんとこ調子いいね~」なんて言われてた母

お昼はデイでしっかり昼食を完食し、夕飯も後ろでホウカンさんが見てる中

ペロンと完食できたのよね

いつもならムセてなかなか食事が通らなかったのにね

その時、母の表情を見てるようで見てなかったけど

後でホウカンさんが言うには「食べながら娘さんの顔見てニッコリしてはったよ~」

最近は食事が出てくるとニッコリする母がちょっと可愛く見えてたのよ

最後に完食できてよかった

食べたい気はあったもんね

その夜は、痰を引いたけどそんなに引けなくて

だけど、引いたあとからすぐに咳をするし

一体この咳はどこから?

また気を止みだした私はイライラして

「もうウルサイ咳やな!いつまで咳してるねん!!」

寝しなには「明日もデイやで 朝早いからもう寝えや」って

その言葉が母にかけた最期の言葉になりました

もっと優しい言葉かけてあげたらよかったなぁって あとで後悔しました

 

長かったような短かったような約6年の介護生活

今なら笑えるあの当時のこと

毎日、母に怒りまくりやった

でも介護しだして2度の入院からこっちは

「もう母には何もできないねんな」と思い

そこからは母に対して怒ることが少くなり

最近はほんと穏やかに介護ができるようになったところでした

 

4日、5日と連日、多くの方がお棺に入った母のにっこりとほほ笑んでるような

顔を見てくださり

「今にも目をパッチリ明けそうなお顔やな~」ってみんなから

言ってもらえたのよね

苦しまずに逝けたんやね

おかーちゃん。84年の人生、お疲れ様でした