そして、3回目の減量はこれまた「失恋」からでした


私が当時、23歳頃で前夫と別居することになり 息子を連れて実家に身を寄せていたころの話です


あのとき、まだ離婚はできていなかったけれど 1年半ほどで結婚に失敗し 


冷ややかなご近所からの目を気にしながら ほんとうに情けない想いでいっぱいのときでした


私って何をしてもうまくいかないし あかんなぁ・・・って


毎日毎日重い、暗い日々を実家で過ごしていたんです


その頃、近所に住む 私が小さい時から近所に住んでいて よく我が家に出入りしていたおっちゃんがいてたんです


そのおっちゃんの会社の後輩、Mさんとします


いつもおっちゃんにイソギンチャクのように!?横にいてたMさんとほんの1カ月だけ恋をしました


Mさんも 前出の元彼やないけど 身長がめっちゃ低かったんです(;´▽`A``


また逆パターンかよ~ってね(笑)


背の低い男性と縁があるんやなぁ


今まで何十回とお見合いをしてきたMさんでしたが どのお見合いでもあかんかったらしい


当時39歳でした


前夫もそやけど 私って一周り以上も上の人がタイプやったんですよ


昔はね~ファザコンってやつですか


Mさんと年の差16歳!



でも私はというと 離婚して独身になったわけでもないし、まだ1歳過ぎたばかりの子持ちやし


年は若くても完全に私のほうが不利な状態で Mさんは年いってても独身!


このままずっとこういう関係のままで過ごせたらいいのに・・・と思ってた私だったのです



私と知り合ってからMさんにはお見合いの話が並行して持ち上がっていて


あのときMさんは私に「もう断られた見合いやから・・・俺はフリーやし!みどりんとお付き合いできるで」


その言葉を鵜呑みにした私が悪かったのですが


結局、そのお見合いは まとまってしまったのです


それまで何十回とお見合いして いっこもまとまらなかったのに私と出会ってすぐにまとまるなんて!?


1カ月のうちの後半は、私とお見合い相手との交際を並行して続けていたMさん


近所のおっちゃんが私にMさんをあきらめるよう説得にあたりました



ほんとに真剣に好きになりかけてきたときに いきなり別れる羽目になるなんて


しかも二股かけられていたなんて ショックと怒りでワナワナ震えたわぁ((o(-゛-;)


Mさんにしたら 私は若すぎてすぐに捨てられると思ったそうです


その点、お見合いの相手の女性は同じ39歳で しかもMさんのことを気に入ってる様子で


この機会を逃したら もう見合い話があるかもわからない・・・とか言われるとね


私も責任を感じたわけです


Mさんの人生、邪魔したらあかん・・・譲ったというか(モノではないけれど)


離婚もしてない私がどないすることできなくて ほんまに前夫を恨んだし


わずか1年半で破綻した結婚生活を恨みました



出戻りの子持ちには不利やったですね 世間からみた現実に直面し


実家で身を寄せていて 子どもがいてると泣く場所ってないんです


どこか山に行って大声あげて泣きたかったです(T_T)


毎朝、ベランダで声を押し殺して泣いてました


悲しくて つらくて こんなつらいなら死んでしまったほうがマシや・・とまで思いつめてしまいました


手首を切ったら死ねる・・・


でも子ども置いて死なれへんよな


この子、誰が育てていくねん・・頭では死ぬなんてことしたらあかん!ってわかってるのに


感情が抑えきれないんですよね


そんなとき、もう一度最後に会ってちゃんとお別れを言いたいことを


近所のおっちゃんを通じてMさんに伝えてもらい


その週の日曜日に最後のお別れをしに 近所のおっちゃん立ち会いのもと!?とある喫茶店へ向かいました



わずか数日で完全にお見合いの彼女とラブラブモード状態のMさん


態度見てわかりました(-_-メ


Mさんのこの気まずい雰囲気をなんとか乗り切ったら、僕は(お見合いした)彼女の元に逢いに行ける!という顔を

急に態度が変わった顔をしたんですよ


脅すつもりはなかってんけど冷静に言ってやりました


「Mさんうそつきやな あのときあの見合いは断られたからあかんようになった・・俺はフリーになった言うてたから信用したのに・・・その見合いした彼女にMさんが二股かけてたこと言うたるわ!その婚約破談にしたるっ!」と捨て台詞を吐いてスッと立って店を出ました


一気に青ざめた顔のMさんが後ろから追いかけてきました


駐車場まできたときMさんが「なぁ、みどりん頼むわ そんなこと言わんとって!俺が悪かったこのとおりや」って私の前で土下座しよったんです


その彼女のためにここまでするのか!絶対、今日のデートは行かせない!と私はますます腹が立ち


立ちあがったMさんにビンタをしてやりました(往復ビンタやったか覚えてないけど)


加えて、膝蹴りをし見事、タマタマに命中したようで その場からしばらく動かれへんかったらしいです


結局、その日は彼女に逢いに行けなかったんやて


なんとドラマみたいな場面なんでしょう


ほんまにあった話ですよコレ( ̄^ ̄)


えっと~今で言うたら 逆DV いや暴行罪になるのか 恐喝罪に値するのかもしれませんが


今となっては申し訳なかったな・・と思えるようになりました


でも、あれだけ痛めつけて!?気分がスッキリした私でしたが


心の中にポッカリと大きな穴が空いたような感じでしばらく寂しかったです



そのときも思ったんです


綺麗になってあんな男、見返してやろぅ!と


あのときはストレスで!?標準体重にまで減量できました


おやつやめたとか記憶にないので悲しみで食欲が失せてしまったのかも



だけどあの時、死なんでよかったよ


だって死んでたら 大きくなった息子を見ることもなかったし



今の主人ともめぐり会えてなかったし


お友達、リア友とのお付き合いもそれっきりやったし


ネットのお友達とも巡り合えなかったし


何よりも両親をおいて先に死んでしまうなんて親不孝なことしなくてよかった・・・


あんな男のために死ぬなんて ほんまに死んでたら後悔してたやろなぁと開き直ると前に進めました



人生生きてたらツライ事の方が多いよね


でも、死んでしもたらそれで終わりや!ということを学びました


そして失恋を乗り越えて、減量に成功する私ということも(*^_^*)