今日は1/17。
まだ真っ暗な朝6時前に起こった阪神淡路大震災から18年。

今朝の新聞の1面には
関連記事の記載はもうなかった・・・

「風化させてはいけない」などとよく言われるけれど。

確かに得た教訓から今や未来に生かしていく様々な研究や工夫が
生まれていくということは創造的なことで、
私たちが続けていくべきものの一つだと思います。

でも

「忘れる」ということは「いけない」ことなのでしょうか?

「忘れることがバランスを取っていくために必要」だとの脳の判断が、
脳や体に様々な操作をさせていると言われています。
出産のあの壮絶な痛みの感覚が、
多くの女性のトラウマにならずにまた出産を行うのも、
そんな一つなのでしょう。
脳ってすごいですね。



悲惨な光景や悲しみや辛苦を
ずっと忘れることができずに生き続ける。
本人の選択で、
「忘れない」ように苦しみの中で生きる人もいることでしょう。


何が良くて何が悪いなんて分からないけれど、

「忘れる」ように脳は働いているのなら、
「少しずつ消し去ってもいいよ」と自分に許可するのも
有なんじゃないかな・・と思ったりします。

時間の流れとともに薄れる記憶の中で
ほんの少しでも、
穏やかな瞬間を感じる時間が
生きている中で積み重なるといいなぁ。


後悔を感じ続けながら人生を生きるのは、

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