ニッポン放送『垣花正あなたとハッピー!』を聴いていたら、大ッ嫌いな言葉が出てきました。
それは「老害」。
『終活協議会』の菊田あや子さんのコーナー。今週のテーマが「老害にならないために」。
菊田さんが、「老害」になりやすいタイプはどれかというクイズを出しました。
1「チラシの価格を見比べて買物をする。」
2「品揃えの多い大型店に車で行く。」
3「近所の行き慣れた店で買い物をする。」
正解は「3」だそう。
バカバカしくて呆れました。
高齢者だって千差万別。出来る事と出来ない事は人それぞれ違う。
👴夫みたいに、歩行不自由で力が弱ければ、いくら安くても遠い店には行けない。品揃えの多い大型店でもセルフレジは使いづらい。それなら、行き慣れた店が一番良いに決まってる。
「老い」は避けられない事なのだから、「老害」という、ネガティブで安直なレッテルを貼って、上から目線で語る事自体、高齢者への偏見や差別を増長させるだけだと思います。
菊田さんが理事を務めるという『終活協議会』も料金見たらバカ高。資格を取らせる「終活コンシェルジュ」とか「心託」とか、所詮、高齢者を利用するお金儲けの手段としか思えない。
人生の終わり。お金で解決しようとして余計にこじれる事だってあるんじゃないか?