昨日はテレビ三昧でした。
大相撲千秋楽→相葉マナブ→鳴門秘帖→光る君へ→NHKスペシャルでフジコ・ヘミング→古典芸能への招待→おまけに美の壺まで…。忙しい忙しい。
NHK『古典芸能への招待』は、18世中村勘三郎追善『籠釣瓶花街酔醒(かごつるべさとのえいざめ)』。
題材は享保年間に起きた「吉原百人斬」事件です。「妖刀」+「ルッキズム」+「面子丸つぶれ」+「憑依」+「大事件」とてんこ盛り。
「籠釣瓶」は主人公が持つ刀の名前です。「籠で作った釣瓶のように水もたまらない」切れ味鋭い、テレビ通販の「魚も肉もスッパスパー」的なやつ。抜かなければ災い無し。なのに…
見終わった後、江戸っ子も「キレる奴は怖いぜ。」「なまじ刀(しかも妖刀)なんか持たせるとろくな事しねえな。」とか言ってたんでしょうか。
DVD化された勘三郎(豪農、佐野次郎左右衛門)、玉三郎(花魁、八橋)、仁左衛門(間夫、繁山栄之丞)が、昨夜は、勘九郎、七之助、仁左衛門で蘇りました。
アンハッピーエンドで、カタルシスが無い気がする『籠釣瓶』。個人的には、間夫ニザ様のお着替えシーン♥が好きです。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240526/22/midorin526/77/59/j/o1080081015443795541.jpg?caw=800)
歌舞伎だから許される点々…🙄
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240526/22/midorin526/4f/ae/j/o1080081015443795545.jpg?caw=800)