大学時代のある日。


親友の👩クラスメイトと、彼女にほの字の👨クラスメイトと3人で、靖国通りを神保町に向かって歩いていると、向こうの方から、


「おーい、君たちーーー!!!!」


と呼ぶ声が…。


見れば、一人の🤓先輩(👨大学院生)が両手に「風呂敷包み」を提げて、横断歩道の向こう側に立っていました。


うわ〜嫌な予感…😅


👨クラスメイトが大声で「何ですかー??😊」とか聞いちゃって、案の定、🤓先輩が提げていた荷物を分担して持たされる羽目に。😣


道の傍らで、🤓先輩が風呂敷を広げ、出てきたものは、『大修館書店 諸橋轍次編 大漢和辞典』修訂版全12巻。重量感マックス。😫(通行人が横目でチラ見しながら通り過ぎてゆく。)


先輩:「君たちは👩女子だから2冊でいいよ。😁」


2冊でも十分重かったわ!!😤


👇この版ではないけれど、持たされたブツ。※写真はお借りしました。


1927年編纂開始。ようやく第一巻が出たところで、1945年2月25日の空襲ですべての原稿を失った諸橋博士。両目をほぼ失明しながら編纂を続け遂に刊行。


2019年にデジタル版が出ました。でも、諸橋博士の業績はあの紙の重さの中にあると思う。